我が家の2階の窓には、シャッターがついていません。ケチってつけなかったけど、これが大失敗!
今回の記事は、
- シャッターのメリット、デメリット
- 2階の窓にも、シャッターが必要な理由 防犯&台風対策
こんにちは、ずぼら兼業主婦のしましまねこです。
みなさんのお家には、窓にシャッターついていますか?
おそらく、1階にはシャッターつけているお宅は多いと思います。
じゃあ、2階は?
昔の家は2階の窓にも、シャッターや雨戸やら、鉄格子みたいな格子やら、なにかしらがついているお宅が多いですが、
最近のお家を見ていると、2階の窓にはシャッターがついていないお宅が多いんじゃないかな。
かくいう我が家も、1階の窓にはシャッターがついていますが、
2階にはついていません。
なぜかって?
シャッターをつけるお金がもったいなくて、ケチったから!
でも、住んでから大後悔!
なぜかって、それは、
台風の時にめっちゃ怖いから!
今回は、2階の窓にもシャッターを付けた方が良い理由を、台風対策の視点からお届けします。
もくじ
我が家が、2階の窓にシャッターをつけなかった理由
マイホームを設計していると、本当色々な細かいことを決めないといけないですよね。
シャッターとか言われても、
そんなん付けとけばいいでしょ、って適当に答えるんですが(これ、私です、笑)、
いざ金額を見て、ビビるわけです(これも私だ、笑)。
我が家には、
1階に掃き出し窓は2つ、2階にも掃き出し窓が2つ。
全部の窓にシャッターをつけたら、合計40万円にもなってしまいます。
日々膨らんでいくマイホームの金額におののいていた時期でもあったので、我が家は2階の窓にはシャッターをつけなかったのです。
そう、単純にケチってしまったのです。
シャッターとは? シャッターのメリット、デメリット
そもそもシャッターの役割とは何なのか?
私の中では、「防犯」という認識しかありませんでした。
ぐらいの、薄っぺらい認識しかなかったのです。
しかし、実際にマイホームに住みだして感じたことは、シャッターの大きな役割というのは、窓の保護だということ。
強風や雨風から窓の破損を防ぐことが、最大の役割だと感じました。
台風などの強風や雨風、または飛来物などから、窓の破損を防ぐこと。
その他に感じた、窓にシャッターを付けることのメリットとデメリットは以下のとおり。
- 台風などの強風、豪雨から窓を守る
- 防犯、プライバシーの確保
- 断熱効果
- 光を遮る
- 防音効果
- 虫の住処になりやすい
- 汚れがたまりやすい
- 故障したときに面倒くさそう
- 見た目が悪い
実際に住んでみての、メリット・デメリットはこんなところです。
デメリットの「虫の住処になりやすい」というのは、女性には嫌な問題ですよね。
我が家のシャッターにも、クモやなんかよく分からない虫が住み着いていました。
あとは、秋にカメムシの卵が産みつけられていたのも発見したり。
衝撃すぎて、すぐに退治しました。
我が家に台風が直撃!
では、本題です。
マイホームへ入居したのが、2018年の夏。
そう、夏です。
台風の季節です!
住みだしてからしばらくは、シャッターのことなんてなーんにも気にせずにに、快適に暮らしていました。
ですが、台風とはやってきます。
我が家に、台風が直撃した時の実況
その日は、朝からニュースで台風がくるぞーって何度もやっていました。
急いで、庭に出してあるものを片付けて倉庫へしまい、自転車やベビーカーもしまい込みました。
洗濯物干し場に置いてある物干し竿もしまい、洗濯ばさみからタオル干しまで全て片付け、2階のベランダにある物干し竿も片付けました。
そして最後に、1階の窓のシャッターを閉めました。
これで大丈夫!
と、台風が過ぎ去るのを待とう、とじっと震えて待っていたんですが。
1階はシャッターを締め切っているため、暗いリビングに集まる私と娘2人。
でも、シャッターを締め切っているので、あんまりすごい風とか雨はそこまで体感するほどではなく。
ですが、突然。
ガシャーン!
と、大きな音が!
1階の窓はすべてシャッターで締め切っているので、外の様子がわかりません。
2階の窓はシャッターがないので、2階の窓から確認しようと思ったのです。
そして、2階の寝室へ行き、掃出し窓から外を伺おうとして見てみると、
外を見れば、すごい勢いで木々が揺れています。めっちゃすごい風です。
それにともなって、我が家の2階の掃出し窓もめちゃくちゃカタカタ揺れて、きしんでいました。
いつ割れてもおかしくないのでは?!
という恐怖が、私たちの間に駆け抜けました。
自分にそう言い聞かせるんですが、ガタガタきしんでいる窓を見ると、もうすぐにでも割れるんじゃないかというほど、めっちゃ怖いです。
もし、木の破片や、植木鉢や、看板なんかが飛んできたらどうなるんだろう?
この風速では、洗濯バサミとかが飛んできただけでも、ガラスにヒビが入るのでは?
もう怖くて見ていられません(窓を)。
カーテンを閉めて、1階に下りました。
でも、気になるんですよね。
いつか割れるかもしれないという恐怖で、じっとしているのが耐えられないのです。
恐怖に耐えきれず、夫(この日は仕事で不在だったのです)とおじいちゃんにヘルプのラインを。
すると、こう返信がきました。
ちーがーうー!
そういう実際に割れるか割れないかの話ではなくて、
今この恐怖をどう和らげたらいいのかという精神論、もしくは、少しでも窓が割れにくくなるような対策が聞きたいのよー!
そんな中、おじいちゃんからこんなラインが!
きたー!
そういう、具体的な対策が知りたかったの!
おじいちゃんにやり方をもっと詳しく聞いて、早速実践してみました。
養生テープ(ガムテープ)で行う、窓ガラスの強化

早速実践してみました。
ガムテープだと、台風が過ぎ去って剥がす時に、ガラスに跡が残りそうだったので、養生テープにて実践。
上の図のように、「米」の字のようバッテンに貼ると、ガラスが強化されます。
台風が吹き荒れる中(作業は家の中だけど)、ひとりで養生テープを窓ガラスに貼り付けました。
あふれる達成感。安心感もひとしおです。
まだまだ窓ガラスが割れるんじゃないかという不安はありましたが、養生テープを張り付けたことによって、少しは不安が和らぎました。
対して効果はないかもしれないですが、精神的にはだいぶプラスに。
そして、なんとか無事に、何事もなく台風は過ぎ去ったのでした。
まとめ シャッターがないと、台風の時に怖い
つまり私が言いたいのは、
窓にシャッターがついていないと、
台風の時にめちゃくちゃ怖いよ(心理的に)
ということです。
その後、外構屋さんや工務店にもシャッターのことについて相談してみました。
やっぱり、こんな答えが。
我が家の窓ガラスも含め、今どきのガラスは強化ガラスなので、ふつうの台風くらいではそう簡単には割れないと言われました。
もし割れるとしても、ヒビがはいる程度だよ、とのこと。
ですが、
そんな実際に、
ガラスが台風で割れるとか割れないとかの問題ではない
のですよ!
台風がきていて外がめっちゃ風、雨で吹き荒れている中、
ガタガタ揺れる窓を見て、
いつか割れるかもしれない(実際は割れないとしても)という恐怖を感じながら、
じっとしているのが耐えられない
わけです!
シャッターを閉めていると、
音はすごくてもシャッターがある安心感と、外の様子が覗けない現実感から、
そんなに不安にかられることはありません。
ですが、シャッターがないと、
吹き荒れる外が丸見えだし、窓はガタガタ揺れているしで、不安感&恐怖感が半端ないです。
そういう心理的な負担が、台風がくるたびにかかってくるのです。
実際には窓が割れなかったとしても、そういう不安感とは常に戦わなければいけないため、すごく疲れます。
たかだか数十万円のシャッターをケチったばっかりに、この不安&恐怖と毎年戦わなければいけないのかと思うと、心が折れそうになります。
ですが、
シャッターは、後から外付けもできます!
最初からつける場合よりは、少し割高にはなりますが、外構工事で外から窓にシャッターを付けることが可能です。
私みたいな、台風がくるたびに大騒ぎする人や、不安感が強い人、一人で家にいることが多い人などは、
絶対絶対シャッターはすべての窓につけた方が安心できます。
こういうところはケチっちゃダメなんだな、と強く思いました。
安心感は、お金で買いましょう!
