すべり出し窓を、いくつか採用した我が家。ハンドルをミスったせいで、虫が! 虫がー!!
今回の記事は、
- すべり出し窓について、ハンドルの種類は2つ
- ハンドルによって、窓・網戸の開け方が異なる
こんにちは、ずぼら兼業主婦のしましまねこです。
最近のお家の窓っておしゃれですよね~。
すべり出し窓にFIX窓、上げ下げ窓や出窓など、色んな種類がありますよね。
実家(古い)の窓とか、全部、引き違い窓ですからね。
我が家はもちろん引き違い窓もありますが、すべり出し窓やFIX窓も色々採用しています。
その中ですべり出し窓を採用するとき、安易にハンドルの種類を決めてしまって、入居後すぐにショックを受けるはめに!
みなさん、
窓なんて~なんだっていいじゃーんって、適当にしないで(私のことです)、
どんな種類があるのかぐらい、きちんと頭に入れておきましょう!
結論から言います。
虫嫌いの方!
すべり出し窓のハンドルは、
カムラッチハンドルじゃなくて、オペレーターハンドルにしておけ!
もくじ
すべり出し窓って、どんな窓?


↑リクシルHPより引用
すべり出し窓には、大きく2種類あります。
縦すべり出し窓と、横すべり出し窓。
引き違い窓よりも、気密性が高くて防犯にも適しているのです。
縦すべり出し窓
縦すべり出し窓とは、縦ラインを回転軸に、室外側へすべり出しながら開く窓。
ドアのように開きます。
最近のお家ではよく見かけますね。
連続して使ったりすると、とってもおしゃれ~。友達宅では、リビングで3つ縦すべり出し窓を並べていて、とってもおしゃれです。
縦すべり出し窓のメリットは3つ
- 窓部分が全部開く
- 掃除がしやすい
- 風を室内に、効果的に取り込みやすい
引き違い窓とは違って(引き違い窓は、半分しか開かない)、窓の開口部全部が開くので、気分良し!
そして、ドアのように開いた窓のガラス部分に当たった風を室内に導くため、室内に風を取り込みやすく、風通しが良いです。
あとは、掃除もしやすいですよ~。
窓を開いたときに外側のガラスにも簡単に手が届くので、掃除がしやすいのです。2階の窓でも、室内側から腕を伸ばして、拭き拭きできます(どれくらい拭きやすいかは、商品によります)。
横すべり出し窓
横すべり出し窓とは、横ラインを回転軸に、室外側へすべり出しながら開く窓。
シェードのように開きます。
横すべり出し窓のメリットは3つ
- 適度に、視線を遮る
- 掃除がしやすい
- 雨が入りにくい
掃除がしやすいのは、縦すべり出し窓と一緒ですね。
窓を開いたときに外側のガラスにも手が届きやすいので、室内側から腕を伸ばして拭きやすいです。まぁ、高い位置にある横すべり出し窓の場合は、踏み台かなにかに上らないと届かないですけどね。
あとは、開けた時の形状がちょうど庇(窓の上についている屋根みたいなやつ)のようになっているため、雨が降り出しても雨が入りにくく、小雨程度なら開けたままにもできます。
また、庇のようになっているおかげで、窓を開けていても外からの視線を適度に遮ることができ、お風呂やトイレなどにはもってこいです。
すべり出し窓のハンドルの種類は2つ
すべり出し窓には、ハンドルの種類が2つ。
カムラッチハンドルと、オペレーターハンドルがあります。

↑リクシルHPより引用
ハンドルを押す・引くことによって窓を開閉するタイプ。
ハンドルロックをガチャっと外して、室外側へ窓自体を押し出して開けるので、開け閉めしやすい。
網戸は、固定式網戸、可動式網戸を選べる。
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↑リクシルHPより引用
ハンドルを、くるくると回して開閉するタイプ。
窓を開けるために、丁寧にくるくる回すのが面倒だが、窓の外に身を乗り出すことがないため、安全性は高い。
網戸は、可動式網戸のみ。
また、網戸も仕様が違います。
オペレータータイプは、固定式網戸か可動式網戸かを選べます。
つまり、網戸が開けられないように、窓枠に固定してしまうかどうか選べるということ。
対してカムラッチタイプは、可動式網戸一択です。
我が家のすべり出し窓の種類
では、我が家の窓状況についてです。
●我が家についている縦すべり出し窓
すべてカムラッチハンドル
●我が家についている横すべり出し窓
カムラッチハンドル、オペレーターハンドル両方を採用
横すべりだし窓のみ、オペレーターハンドルをいくつか採用しました。
ハンドルの採用理由
我が家はカムラッチハンドルの方が、数が多いです。
なぜかって?
夫のいちおしだったから。
カムラッチハンドルを沢山採用した理由は、夫曰く、押しやすい&開けやすいらしいのです。
窓を開けるときに、いちいちハンドルをくるくるしてられっか!
とのこと。
ハンドルを握って、ぱっと開けられる方が良いらしく、カムラッチハンドル推しの夫により、我が家の窓はカムラッチハンドルということになりました。
ただ、高いところにある窓はカムラッチだとハンドルに手が届きません。
また、窓の高さが30cm以内の窓はカムラッチハンドルにはできないそうです(我が家はリクシルのサーモス2の窓)。
そのため、しぶしぶ(夫が)高い位置にある窓と横に細長い窓は、オペレーターハンドルとなりました。
まぁ、確かに開け方としては、ハンドルをカチッと回して窓を押すだけなので、カムラッチハンドルの方が開けやすいです。
でも、オペレーターハンドルの方も、くるくる回すっていったって、そんなに沢山回すわけではないので、そんなに不便にも思わないんですけどね、私は。
この辺は、個人の好みかと思います。
すべり出し窓のデメリット
というわけで、オペレータータイプよりカムラッチタイプ推しの夫により、カムラッチタイプにできるすべり出し窓はすべてカムラッチハンドルにする、という結果になりました。
すべり出し窓は、網戸が窓の内側という罠
ですが。
まさか。
網戸が、窓の内側に来るなんて!
そうなのです。
すべり出し窓というのは、網戸が窓の内側にくる!
のです。
↓こんな感じで、網戸が窓の内側についています。我が家の場合は、横にスライドする網戸↓


窓のことなんか全然眼中になかったので(外観の窓の位置やデザインもあまり気にしない性格です)、
とくに調べることもなく、設計士さんに言われるまま(詳しい説明もないまま)ハンドルが決まりました。
カムラッチハンドルにすると、窓の開け方が不便という罠
では、網戸が窓の内側にくると、どういうデメリットがあるのか。
それは。
いちいち網戸を開けてからでないと、窓を開け閉めできない
ということです。
なんや、それだけのことか~。
て、それだけのことじゃないんですよ!
網戸を開けてからでないと、窓を開け閉めできないということは。
窓を開け閉めしているときは、網戸が開けっ放しということです。
つまり。
虫が、入りたい放題!
カムラッチハンドルにすると、いちいち網戸を開けてからでしか窓をあけられないという罠に陥るんですね~。
もうね、カムラッチハンドルの窓を開けるとき、ドッキドキですよ。いつも。
開けている一瞬の隙に、虫が入ってこないかどうか、すっごく神経使います。
網戸を開けて、ハンドルを握って、一呼吸おいて。
そこからは一気にいきます。
窓を押し開けて、そして網戸を閉める!
窓を閉める際も、同様ですね。
すっごく疲れます、精神的に。
もし、その一瞬の隙に虫が入ってこようものなら、そこから虫との戦いです。
ギャーギャー言いながら、虫とめっちゃ格闘してます。
小さい虫だったらまだいいんですけどね(精神的に)。
比較的大き目の虫だったら(ハエとか)、冷却スプレー片手に追い掛け回して退治です。
↓こうやって、網戸を開けてから、ハンドルを90℃に立てて、窓を押し出します↓


まとめ カムラッチハンドルにすると、虫が入りやすい
もうね、本当辛いんですよ。
この虫との格闘がね。
窓を開けるとき、閉めるときの一瞬の隙をついて、虫に入られたときといったら...。
これが、オペレーターハンドルだったら、網戸をしめたまま、ハンドルをくるくるっと回すだけで窓の開け閉めができるので、虫が入る隙も与えません。
もし仮に虫が入ってきたとしても、網戸でストップするので、網戸と窓との間に挟まって居座られると気持ち悪いですが、家の中までは入ってこないので安心です。
なので、虫嫌いの方は。
絶対に、すべり出し窓のハンドルは、カムラッチハンドル一択!
窓が開け閉めしやすい云々とかハンドルの形状がどうのこうのなんて、小さすぎる問題ですよ。
それよりも、網戸を閉めたまま窓の開閉ができるかどうか、の方がよっぽど問題が大きいです。
これから新築を建てる方はぜひ、窓のハンドルについても考えていただければと思います!
