1階にある我が家のWSC(ウォークスルークローゼット)には、窓がありません!
今回の記事は、
- 主婦(女性)目線!な、クローゼットに窓をつけない理由
- 窓を付けないことによるデメリットを解消する工夫
こんにちは、ずぼら兼業主婦のしましまねこです。
みなさんのお家のWIC(ウォークインクローゼット)には、窓が付いていますか?
クローゼットに窓を付けるかどうか、とっても悩みますよね。
私もマイホーム設計中、クローゼットに窓を付けるかどうかとっても悩みました。
皆はどうしてるのかなーと、友達に聞いてみたり、マイホームブログを読み漁ったり。
窓が付いているお宅と、付いていないお宅、どっちも半々、っていう感じで、それぞれにメリットデメリットがあるんだなぁとその時思いましたが、我が家はどうしたかというと。
WIC(ウォークインクローゼット)に、窓は付けませんでした!
窓を付けるメリットよりも、
付けないメリットの方が私にとって重要だったからです。
主婦目線というか女性目線な、窓を付けないメリットというのがあるのですよ!
今回は、WIC(ウィークインクローゼット)に窓を付けるメリット、デメリットについて記事にしますね。


もくじ
クローゼットに窓をつくるメリット&デメリット
ではまず、WIC(ウォークインクローゼット)に窓を付けるときの一般的なメリット&デメリットから、見ていきますね。
WICに窓を付けると...
- 採光(明り取り)が取れて明るい
- 風通し(通風、換気)が良い
- 窓が結露する心配がある
- 日差しにより、服が日焼けする
- 窓のスペース分、収納が減る
WICに窓を付けるかどうか、そのメリットの一番大きなポイントは、採光と風通しですね。
マイホームを建設中にリサーチしたときも、だいたいその2つをメインにメリット&デメリットが記載されているサイトが多かったです。
あとは、その採光と風通しを自分がどうとらえるか、で窓を付けるかどうかを決めるという部分が大きいと思います。
そして、我が家では結局窓を付けなかったわけですが、それは採光、風通しよりもはるかに違うデメリットが私の中では大きかったからです。
それは、
主婦というか、女性目線ならではの、
あるあるメリット&デメリットなのです!
次では、その主婦&女性目線で、私が感じたメリット&デメリットを挙げていきますね。
我が家の場合・・・窓がないメリット!
ではまずは、窓がないメリットから。
上記にあげた、採光&風通し以外で、私が重視したメリットは何かというと!
それは、以下2点です。
- 防犯
- 虫の侵入を防げる
窓があると、防犯面で不安がある

そもそも、我が家のWSC(我が家はWICではなく、WSCウォークスルークローゼットの形です)は、1階にあります。
>>我が家のWSC(ウォークスルークローゼット)については、こちらに書いています
>>クローゼットを1階に設置する魅力については、こちらに書いています
そのため、窓をつけることによる防犯面を気にしていました。
クローゼットは収納部屋なので、日常的に過ごす居室とは異なり、人の出入りや過ごす時間が少ないです。
我が家の家族もみんな、普段はLDKで過ごしているので、いつもクローゼットを気にして生活しているわけではありません。
だから窓を付けてしまうと、なんだか気味が悪いというか、不安になると思ったんですね。
特に夜とかね。
もしクローゼットに窓を付けたとしても、人が通れない小さいサイズにしたとは思いますが、それでも窓があることによって、防犯面の不安(私の)が大きかったのです。
普段過ごす部屋ではないからこそ、
窓を付けることによる、夜の不気味さ&防犯面での不安(私の)があったんです。
これが、クローゼット自体が2階にあれば、また違ったとは思うんですけどね。
でも我が家のクローゼットは1階にあるので、安全と安心(精神面の)をとったのです。
窓がないと、虫の侵入経路をひとつつぶせる

お次は、虫です!
新築マイホームで1年過ごして思ったんですが、虫って配管とか壁と壁との隙間? みたいなところから侵入するんじゃなくて、窓の網戸の隙間や人間がドアを開けた瞬間とかに、堂々と侵入している気がするんです。
昔の隙間ぴゅーぴゅーの家ではなくて、今どきの高気密な家では、虫が侵入できる隙間ってあんまりないと思うんですよ。
でも、やつらはどこからともなく侵入してきます!
多分、人間がドアや窓を開けたときとか、洗濯物にくっついてとかして、侵入してくるんですよ。
なので、
窓を1つ減らせば、その分虫の侵入経路もひとつつぶせると思ったんです。
もしクローゼットに窓を付ければ、換気のために開けますよね?
というか、開けなければ何のために窓を付けたかわからないですからね。必ず開けますよね。
1.その窓を開けた瞬間に、虫が侵入する可能性が1つ。
また、窓は閉めていたら隙間はほぼないですが、網戸にしていると窓と網戸との間に隙間ができていたりします。
窓の開け具合が中途半端だったり、網戸の端の毛の部分が劣化したり傷んだりして隙間ができていたり。
2.その隙間から侵入する可能性が1つ。
まぁ、他にも窓なんて沢山あるので、このクローゼットの窓を1つなくしたところで虫の侵入が減る確率はあんまりかわらないかもしれないですが、
虫が侵入するかもしれない窓が、
クローゼットに1つもないというのは、精神的に安心感をもたらすのです!


我が家の場合・・・クローゼットに窓をつけなくて快適
この2つの理由により、もしクローゼットの中に窓を付けたとしても、私は窓を開けないだろうなぁと思ったので、窓は付けませんでした。
その結果、実際に住んでみて思ったんですが、クローゼットに窓なんて全然必要ないです。
ほんと、窓なんて全然いらない。
今も毎日クローゼットは使っていますが(中で着替えたりもしてます)、必要すら感じないです。
むしろ、窓がないことによって、防犯&虫ブロック面で安心感すら覚えています。
そんな精神面では、窓を付けなくて大正解だったなぁと感じている私ですが、もちろん窓がないことによる違うデメリットはあります。
あとは、窓を付けないことによるそのデメリットをどう克服していくか、が重要になってきますね。
窓を付けないデメリットを解消する工夫
では、窓を付けないことによるデメリットは、何があるかというと。
- 暗い
- 風通しが悪い
この2点が、大きいデメリットです。
このデメリットを解消するために、我が家では以下のような工夫をしました。
窓がないと暗い・・・を解消!
やっぱり窓がひとつもない部屋って、暗いです。真っ暗です。
ドアを閉めると、昼間なのに暗黒の世界すぎて、何も見えません。
昼間でも、電気を付けるのは必須になりますね。
- 室内窓を付ける
- クローゼット内の電気をセンサーライトにする
室内窓って知っていますか?
外壁側についている通常の窓ではなくて、部屋と部屋との間についているオシャレ窓のことです。
窓って、別に外にだけ付けるものじゃないんですね。
部屋と部屋との間に窓を付けたっていいわけです。
でも窓には変わりないので、外と通じる外壁窓と同じように、明るいし風も通ります。
なるべく収納スペースを確保するために、天井際の上に窓を付けたり、足元を照らすために壁の下の方に窓を付けたり。
その辺は、自分の好みや間取りとの相性で決めたら良いですね。
室内側の壁に付ける窓なので、気密性などは特別気にする必要もなく、見た目重視で決めてOKです。オシャレな窓とか好きな窓をアクセントとして付けるというのも素敵ですね。
クローゼットの明り取りと、部屋のアクセントにもなる一石二鳥の技です。
これは簡単ですね。電気をセンサー付きのものに変更するだけです。
まぁ、毎回クローゼットを利用するときにポチッと電気のスイッチを押せば済むことなんですけどね。
それでもその動作が面倒だとか、電気を付けるまで暗いというのが嫌だ、という理由もありますからね(って私のことです)、それを解決するには、電気をセンサーライトにするのが一番です。
実はクローゼットの電気については、新築時にはセンサーライトではありませんでした。
理由は、予算的にケチったからです。センサーライト、地味に高いですからね。
最初はセンサーライトにしたいなぁって思ってたんですが、やっぱりお金もったいないよね、となって、「毎回電気付ければいいっか」と、最終的にクローゼット内のセンサーライトは却下となりました。
でもこれが大失敗!
というか、大後悔!
実際に住んでみると、めっちゃ面倒くさいんですよ。
そして色々あって、後からクローゼットの電気をセンサーライトに交換することになりました。
今は、すっごく快適です。
クローゼットのドアを開ければ、勝手に電気が付くので、パッと部屋の中が明るくなって、まるで窓が付いているみたいな明るさ。
クローゼットに入る瞬間には、もう明るくなっているので、明り取りのための窓なんて全く不要です。


窓がないと風通しが気になる・・・を解消!
次は、風通しについてです。
なんとなくですが、窓が一つもない部屋って風通しが悪いというか、空気がこもってそう、という感じがしますよね。
だから、収納部屋であるWICなんかにも窓を付けたくなってしまう理由になるんだと思うんですが……。
でもでも、確かに風通しは大切です!
空気が停滞した部屋では、湿気がこもるだろうし、カビなども発生しやすいです。
大切な衣類を守るためにも、風通しは良い方が良いに決まっています。
でも、そもそもその風通しというのは、窓を付ける方法しかないのか? というと、そうでもないんですよ。
- 室内窓をつける
- 換気扇をつける
- WSC(出入り口を2カ所)にする
これは明り取り対策のところでも挙げましたが、風通しの場合でもグッドな方法ですね。
窓というのは、外壁側に付けなければならないってわけではないですもんね、室内側に付けたって全然OKなのです。
我が家の場合は、ズバリこれです。
はい、換気扇を付けちゃいました。
防犯&防虫的に窓を付けるなんてアリエナーイ、でもカビとかカビとかカビとか気になるぅ……!
ってことで、WSCの天井に換気扇を付けました。
トイレに付いているのと、同じタイプの換気扇です。
これも、我が家で採用しています。
というか、色々な理由があって出入り口が2カ所のWSCになったんですが、結果風通しの面でも絶大な効力を発揮しています!
>>我が家のWSC(ウォークスルークローゼット)については、こちらに書いています
出入り口が2カ所ある(しかもどちらもドアなので、風が通る道がデカい)と、風がかなり抜けます。ぴゅーって抜けます。
春や秋など、クーラーいらずの時などは、このドアを常に開けっ放しにしておいて、風通しをよくしています。
また、夏や冬の冷暖房を付けている季節のときは、夜寝る前にこのドアを開けておいて、一晩中換気しています。
そのため、クローゼット内には空気や湿気もこもらず、快適状態!
まとめ:クローゼットに窓を付けるかどうか、迷ったら・・・
クローゼットに窓を付けるメリット&デメリットを、色々と挙げてきましたが、
もし窓を付けるかどうか迷うのであれば、
外壁側ではなく、室内側に室内窓を付けるべし!
要するに、どうしてもクローゼットに窓がつけたい! でもできるだけデメリットはなくしておきたい! というのであれば、室内側に室内窓を付けておけば、すべて丸く収まるんじゃ、って気がします。
もし夫婦で窓を付けるかどうか対立しているのであれば、外壁側ではなくて室内側に室内窓を付ける折衷案で、お互い納得したらどうでしょうか?
