壁掛けテレビに憧れてすぎて、自分で壁掛けするのをがんばりましたよ!
今回の記事は、
- 我が家の壁掛けテレビを公開
- 壁掛け金具&配線図まとめ
こんにちは、ずぼら兼業主婦のichigoです。
今日お友達の家に遊びに行ってきました。そのお家も新しいお家なんですが、テレビが壁掛けになっています。
最近多いですよね、壁掛けテレビ。
地震の時も怖くないし、すっきりするし。
我が家のリビングのテレビも、もちろん壁掛けにしています。

もくじ
新築にするならば、絶対壁掛けにしたい!
そもそも初めは、壁掛け希望派の私とテレビボード置けばいいいじゃん派の夫との対立から始まりました。
私は新築を建てるならば絶対にテレビは壁掛けにしたいと長年熱望していて、夫と設計士さんにすごくアピールしまくっていたんですが、壁掛けに対する知識もあまりなく、いまいち夫を説得しきれていない状況でした。
設計士さんに至っては、壁掛けいいですよー、とか言いながら、配線をどうやってするのかはいまいち分かっていない様子。自分でやってね、というスタンスでした。壁は補強しとくからさ、って。
この辺は、大手ハウスメーカーではなくて地元工務店で建てたので、仕方がないのかもしれないですが。
夫の言い分としては、そんな壁掛けなんて配線もよくわからないし、別にしなくていいじゃん。それに、今後デッキとかゲーム機とか買い替えた時に配線を変えなきゃいけなくなっても、自分でできんの? と攻めてくる攻めてくる。
ゲーム大好き夫はとにかく、壁掛けにしたらゲームがちゃんとつなげないのではと心配をするばかりでした。どんだけゲーム好きやねん。
でも私としては、アパート時代の配線見えまくり&ホコリたまりまくりのテレビ裏が本当に苦痛だったのです。ずっと見て見ぬりでしたけどね。
とにかく壁掛けについて、熱いハートだけは持っていたのです。
壁掛けについてのリサーチ、問題点は2つ
まずは配線です。
特別機械関係に強いわけでもないので、その辺がさっぱりわけわかめ、状態だったので、まずは配線のリサーチをすることにしました。
でもね、壁掛けで検索しても、「どうだ、おれの壁掛けかっこいいだろ!」的な画像は沢山出てくるんですが、「配線がどうなっているのか」、とか「こことここがこうつながっているよ」、といった情報はあんまり出てこないのですよ。
そもそも、なぜ我が家の壁掛け事情は、無駄に悪戦苦闘したのか。
それは以下の3点にあります。
- テレビをかける予定の壁が、外壁。よって、壁の中に配線を通さなければいけない。
- 夫がPS3もPS4もつなぎたいとか言うので、壁の中に通す配管が多い。
- 我が家は床生活なので、テレビの位置は低めにしたい。よって、レコーダーは下には置けないので、どこか横とか、とにかくテレビから離れたところに置かなければならなくなる。
テレビをかける壁が内壁であれば、その壁のテレビ裏に穴をあけて、裏の部屋にデッキなどをおけばそれで解決です。
配線も短くて良いし、すっきり。デッキや配線のメンテナンスも楽ちんです。友達の家もまさにこのタイプでした。
また、だいたいの家はテレビの下にデッキボードを置いていると思います。なので、たとえ壁の中に配線を通したとしても、テレビ裏から真下におろしてくるだけなので、配線も短いし通しやすい。
この3つ目の問題。
我が家はアパート時代からそうなんですが、ローソファーが好きなんです。背の高いソファーに座るよりも、低いソファー、むしろ床に座布団でも敷いて座るのが好きなのです。なので、必然的にテレビの位置も低くなります。
このテレビの位置についても、あれこれ検証しまくって、結果、床からテレビの中心を100cmのところに設置しました。ちなみにテレビは49インチです。

でも、床から中心まで100cmということは、床からテレビの下までは、約72cmということになります。
私はテレビボードも造作で造るつもりだったんですが、これも絶対床から浮かせたいという野望ももっていたんです。でもそうすると、このテレビの下にテレビボードを造るとなり、かなり不細工になってしまいます。というか、無理な気がする...。
なので、必然的に、テレビボードは横とかどこか遠くへ設置することになってきます。
私は本棚も造作で造りたかったので、テレビボードと本棚を一緒にしてテレビの少し横に造ることにしました。
配線予定図を書くものの、合っているか不安で仕方がない
そして、なんとか頑張って情報収取して、なんとなく理解してきて、なんとか手書きで配線の予定図みたいなものを書いてみました。
そして夫の説得。
工務店との打ち合わせの際に、手書きで書いた配線図を見せながら、熱く語りました。
2人の反応は、いまいち。
もうね、2人を無視して、
自分を信じて突き進むことにしましたよ。
でも、やっぱり素人が考えた配線図なので、とっても不安でした。
不安すぎて、設計士さんに「電気屋さんに、これで合ってるかちゃんと確認してくださいね!」と強くお願いしても「はーい、聞いておきますね」なんて言いながら、一向に確認しようとしない。
弱小工務店はこんなもんなんですかね。総合的には満足しているんですが、担当者レベルの対応がやっぱりちょっといまいちと感じることが多かったです。
このように不安MAXな壁掛けテレビなんですが、ずぼら主婦でもなんとか自分で設置することができました。
あ、電気屋さんには大変お世話になりましたけどね。
それでは、前置きが長くなりましたが、我が家の壁掛けテレビがこちらです。
我が家の壁掛けテレビをご紹介
外壁にテレビがかかってます


こんな感じで、外壁の壁にぼんとテレビをかけて、その右側にテレビボード兼本棚を造作で造ってもらいました。
テレビとテレビボードの奥までの距離はは約2m。
空配管はテレビ裏の壁から床下を通って、テレビボード裏の壁まできています。
今後も沢山の配線を通さなければならない可能性もあるかもしれないので、一番太い空配管をお願いしました。直径28mmのが2本。でも調べていたら54mmとかもあるということなので、全然太くない。


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配線はこのようになっています。
分配器からのテレビ端子が1つしかなかったんですが、電気屋さんがいい感じに分波器をつけてくれて、無事にBSも見られるようになりました。
使用したケーブル類について
空配管には、今はHDMIを1本だけ通しています。BDレコーダーとテレビをつなげるものをね。
あれだけゲーム機がどうのこうの言ってたのに、子供部屋のひとつを俺の部屋にするとか意味不明なことを言いだして、結局そこにゲーム機を置いています。
なので、テレビボードに設置するのはBDレコーダーのみとなりました。すっきり。
しかしね、うちの壁掛けは無駄に空配管が長いのですよ~。
だいたい上から下に配管しているだけだと思うので、そうすると1mもあれば十分なんだろうけど、うちの空配管はなんと5m以上あります。
この「以上」というのは、電気屋さんも何mか測り忘れたとのことで、私が質問して初めて、あー何mだろうー5m以上はあるかな☆っという具合で教えてもらった数字です。
とりあえずきっちり5mだと大変危険な香りがするので、5m以上のものは必要となりそうだと思った私は、ホーリックの7mを購入しました。
7mもの長さだと映像の乱れとか、そもそも写らないかもとか不安があったので、有名どころにしておきました。そもそも5m以上は商品として少ない...。

このホーリック(HORIC)ハイスピードHDMIケーブルは、4K対応です。シルバー色を購入。
10mもあったけど、あんまり長すぎても壁から出て余ったケーブルが邪魔だと思ったので、7mにしました。
このホーリックのケーブルは他にも赤やゴールド、黒色があるので、配線の色分けにも便利です。うちには1本しかないけどね。
あとは、ルーターからつながっているLANのジャックをテレビ側とテレビボード側に1つづつ付けました。
ちなみに、うちはルーターはテレビ周りには置いていません。納戸にルーターを置いています。また、これについてもいつか記事にしますね。
話は脱線しますが、今のテレビって、スマホから画像とか動画を簡単に飛ばせるんですね。何にも設定していないのに、スマホからうちのテレビへキャストできるボタンが現れてびっくりしました。
壁掛け金具は施主支給、楽天で購入しました
施主支給っていうか、設計士さんに自分で買ってね、って言われたから購入したんですけどね。
壁掛け金具は動かせるものが良かったので、この金具を購入しました。
上下左右に動かせます↓

配線を付け替えたりするときも、動かせないとやりづらいですからね。
左右、上下と角度を替えられて、前にも引き出せます。
購入する際は、
かける予定のテレビの機種がちゃんと金具に対応するか、絶対にチェックしてくださいね!
私は不安すぎて、ショップに電話してしまいました。こちらの壁掛けショップさんの対応はすごく良かったです。
電話のお姉さんが私のおかしな質問にもきちんと答えてくれました。折り返し電話もしていただけましたよ。

たまたま私が購入するときに、黒が品切れ中で仕方なく白の方を購入したんですが、壁が白なのでこっちの方が目立たなくて、結果白にして良かったです。
購入してから思ったんですが、壁掛け金具は絶対「白色」で正解です。
テレビが黒いから、なんとなく金具も「黒」にしがちですが、
よく考えたら我が家の壁は白い色なので、金具も白色の方が目立ちにくいです(設置する壁がベージュとか茶色とか、他の色なら無難に黒色ですが)。
今回購入した壁掛け金具も白色を購入しましたが、白いのは壁に設置するパーツのみで、びよーんと引き延ばすアームはシルバー色、テレビ側に付ける金具は黒色です。
別におかしくはないんですが、全部白色でも良かったかなぁと思いました。
こんな白い金具です↓ 金具全部が白色なので、目立たない!

壁掛け配線の後悔ポイント
これだけ苦労したのに、やっぱり後悔ポイントはあります。
なぜか、コンセントプレートをテレビの左側に設置してしまったんですよね。
そこまでちゃんと考えていなかったのもあるんですけど、毎日現場に通って、気になるから毎日テレビあたりはチェックしてたのに、全然気づかなかったんですよね。
造作のテレビボードが右にあるんだから、コンセントプレートもテレビの右側に設置すればよかったです。テレビのAC電源も右だし。
なぜ左に付けたのか(電気屋さんが)、今でも謎です。
このコンセントプレートを左側に設置したがために、テレビとテレビボードとの間にある構造上屋根を支える重要な柱(太い)の裏側を空配管が通れず、結果床下を通る羽目になったんですよね。
だから、空配管が無駄に長すぎる(約5m以上)結果に。
もし右側にあれば、空配管は壁裏を横に通るだけになるので、2m程度で済んでいたんじゃないかと思っています。
とまぁ、ずぼらな素人が壁掛けテレビ一人で頑張ったよ! というお話でした。
これも大手ハウスメーカーなら、きっと担当者に「壁掛けテレビにしたいんだけど」、と一言お願いするだけで万事うまくやってくれると思いますけどね。
