今どの家庭でもルーターってありますよね。そのルーター置き場、我が家は納戸の中にあります!
今回の記事は、
- 新築するなら、ルーター置き場も考えよう! 我が家のルーター置き場のご紹介
- 新築時しかできない! 壁の中に配線を隠せる宅内LANのすすめ!
こんにちは、ずぼら兼業主婦のしましまねこです。
壁掛けテレビの記事の中でもちらっと触れたルーターの置き場所ですが、我が家は結構変わった場所にあります。
普通はテレビ周りやパソコン周りにあると思うんですが、我が家では納戸の中にルーターコーナーを作っています。
では早速、ルーター置き場についてのご紹介、いっきまーす。


もくじ
目障りなルーターは、見えないところへ! 掃除も楽なところへ!

以前住んでいたアパートでは、テレビの横の床の上に、そのまま直置きしていました。
というのも、そこのアパートではネット接続環境がケーブルテレビ一択しかなく、そのため地元のケーブルテレビと契約していたんですが、
テレビ横にテレビジャックと電話線があったため、考える余地もなくモデムやルーターはその周辺に置いていました。
その当時は、全然掃除にも身が入らず、整理収納にも身が入らず、カオスと化していたアパートです。
当然モデム、ルーター周辺はホコリにまみれ、なんかよくわからないゴミがいっぱい溜まっていました。
一応私も気づいてはいるんですが、いつか引っ越すし...と見て見ぬふりです。ずぼらなんですよ、本当に。
見た目、最悪でしたね。ストレスも半端なかったですよ。
なので、新築時には、こいつらをすべて見えないようにしてやる!
と固く心に決めていたのです。
ネット環境は、宅内LANを構築
そもそもですが、我が家は最初から宅内LAN構築で行くぞ! と決めていました。
最近のWi-Fi無線ルーターは性能もいいし、無線だけでもなんとかなるものだとも思います。
でも!
どうせするなら、新築っぽいことしたい!!
新築時でしかできない、壁の中に配線隠すとかしたい!!
とにかく、新築だぜ、ってアピールしたい!!
不毛な欲望ですね。
その当時(設計中)の私は、なんだか新築時にしかできない(後からはできない、もしくはお金が余分にかかる)ことをしたかったのです。
後から、ああすればよかったーという後悔を1つでも減らしたかった、とも言えます。
なので、設計の早い段階から、工務店の設計士さんに、「宅内LAN」をしたい、と申し出ていました。
しかし、
あっさり、ボディーブローをくらってしまいました。
どうしてこうも、私の思いは伝わらないのでしょうか。壁掛けテレビの時しかり、これまた却下されました。
でも、ここで引き下がる私ではありませんよ。
- 無線だと、速度の安定性に欠けるかもしれない
- テレビやレコーダー、ゲーム機には有線ケーブルをつなげたい
と、やりたいことがあるから、宅内LANは必要! と訴えました。
何故かしぶる設計士さんに、最後はどんだけお金かかってもいいから! と言ってしまいました。
1つのLANケーブルを増設するだけで、1万5~6千はかかるかも、なんて言ってたくせに、結局1つ7千円でした。
我が家は5つのLANケーブルを各部屋へと引っ張ったので、合計3万5千円かかりました。
壁の中に配線を通せるのは、新築である今だけだったので、絶対にやりたかったんですよね。
後からやっぱりケーブル通したいってなってなっても、後からだともう壁面にケーブルを這わすしかできないですからね。
そんな不細工なことは、できれば避けたかったので、ちょっとお金はかかってしまいましたが、宅内LANをやりました。
宅内LANの設置状況
そんな感じで宅内LANをすることが決まり、LANジャックは以下のように5カ所に設置となりました。
- テレビボードの中
- テレビ裏
- ダイニングの造作家具の中
- スキップフロアのカウンターの下
- 寝室の壁
テレビボード(造作家具)の中とテレビ裏の2カ所あるわけは、最初はテレビボードの中にルーターからつなげたLANジャックをつくり、テレビボードからテレビ裏へは、壁の中を通って(INとOUTのようにして)LANジャックをつなげようかと思っていたからです。
でも良く考えたら、そんな面倒臭いことしなくても、2つともルーターからつながったLANジャックにしたら良いのでは? と思い直し、そのようにしました。
結果、シンプルに2つともルーターからつなげたLANジャックにしといて良かったです。
ダイニングの造作家具は、収納兼カウンターデスクになっています。
当時はそこにデスクトップパソコンを置こうと思っていたので、そこにもLANジャックを作りました。
ですが、結局まだデスクトップパソコンは購入できていません...。そして物置と化しています...。
スキップフロアのカウンターについては、そこでパソコンをすることもあるかもしれないな~と軽く考えた結果、とりあえずつけただけです。
ですが、この場所が意外とパソコンを使いやすくて、気に入っています。LANジャック付けてよかった!
宅内LANのメリット
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もちろん、宅内LANにもメリットありますよ!
テレビのインターネット視聴やゲーム機のインターネット接続が快適!
というものです。
最近のテレビには、色んなアプリとかも入っていますよね。
我が家のテレビはソニーのブラビアですが、最初からAmazonビデオのアプリが入っていました。
なので、よくAmazonテレビ(プライム会員なので)を見るんですが、無線LAN接続時と有線LAN接続時では、全然サクサク度が違います。
無線Wi-Fiルーターを置いているので、テレビも勝手に電波を受信しているのか、LANケーブルを接続する前から(入居後、テレビにLANケーブルを接続するのをしばらく忘れていたんです。勝手にAmazonテレビが映るもんだから、全然気づかなかった)、Amazonテレビが見れてたんですよね。
でも、どうも途中で映像が途切れたり、止まったりすることがよくありました。
安定して見れるときもあるんですけどね、でもたいていは途中で止まってしまうんです。
なんでかなぁと思っているときに、気づくわけです。
LANケーブル接続してないよ!
ってことに。
急いで、テレビにLANケーブルを差しましたよ。
そしたら、急にサクサクになったんです。今では途中で途切れることは全然ないです。かなり快適にAmazonテレビライフを送れています。
やっぱり、機器への接続には有線ケーブルですね。
我が家のルーターは納戸にある
では、お待たせしました。
続いて、我が家のルーター置き場についてご紹介します。
設置場所は、納戸の中。正確には、スキップフロアの下の収納部屋の一角、です。
最初はテレビボードの中に作ろうと思っていました。
特によく考えもせず、普通はテレビ周りかパソコン周りでしょ、とそんな安易な考えでいました。
いよいよ、テレビボード(造作家具)などの設計が煮詰まってきて、さぁルーターをどうしよう? となった時。
気づくわけです。
テレビボードの中にはBDレコーダーとゲーム機2台を置く予定だったため、ルーターを置くスペースがない、ということに。
んーどうしよう。ならば、パソコン置き場(ダイニングの造作家具)か?!
と思っても、そこは書類なども沢山収納したかったため、却下。
しばらく図面と睨めっこをしていました。
睨めっこしすぎていたためか、ある日死角を発見!
そこは納戸の中でした。
我が家はスキップフロアを採用しています。
そのスキップフロア下の収納スペース(納戸)の手前に、小さな空間があることに気付きました。
そこにルーターを置くことに。
ほんとね、30cm四方ぐらいの小さな空間なので、むしろルーター置き場でなかったら、何に活用してよいのかもわからない空間なんですよね。
なんでこんな微妙な空間が発生しているのか不思議なくらい。...ルーター置き場に活用できて、むしろ本当に救われたぐらいです。
あとは、その小さい空間には扉がないので、機器の熱がこもりにくい、という利点もあります。
また、家の中心に位置しているので、各部屋に無線Wi-Fiの電波が届きやすいという利点まであります。
本当に、ルーター置き場のためだけに生まれたんじゃないか、っていうくらい最適な場所でした。
我が家のルーター置き場をご紹介
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まずは写真でご紹介!
30cm四方くらいの小さな空間に、ルーターから光テレビの配線まで全部収まっています。
右端に移っているのが、この収納の扉。扉を開けてすぐ右側に、この空間があります。
- 回線終端装置(ONU)
- ホームゲートウェイ(ひかり電話+無線Wi-Fiルーター)
- 映像用回線終端装置(V-ONU)
- TV分配器
ここから壁の中を通って、各部屋へテレビやLANのケーブルが伸びています。
回線終端装置とは?
光ファイバーケーブルの引き込み先として家の中に設置する、光信号をLANケーブルに流れる電気信号へ変換するための装置。
ホームゲートウェイとは?
光回線のインターネットで使う、ひかり電話対応のルーター(複数台の機器をインターネットに接続させられる機器)。
※我が家の場合は、無線Wi-Fiもついている。
映像用回線終端装置とは?
光ファイバーケーブルの引き込み先として家の中に設置する、テレビ用の光信号を電気信号に変換するための装置。
TV分配器とは?
1つの配線から複数台のテレビへ電波を分けるために使用するユニット。
テレビの通信方法は光テレビを選択
映像用回線終端装置があるように、我が家のテレビ通信方法は、光テレビを選択しました。
これもね、色々あったんですよ。
テレビについても色々調べていて、最初はアンテナにしようと思っていたんです。屋根にアンテナを立ててテレビを視聴する、昔ながらの方法ですね。
何故かというと、アンテナを立てる初期費用は最初かかりますが、その後の経費は0だからです。
それに対して、光テレビとなると、毎月の視聴料がかかってきます。だいたい600円ほどですが、それがテレビを見続ける限り、ずっと一生続くのです。
なんだか、もったいなくないですか?
加えて、光テレビの場合、それに抱合せてひかり電話もついてきます(もちろんその分インターネット代が高くなっているんだと思います)。
電話なんてつかわないのに...。すごくもったいない気がします。
テレビを視聴する方法は3つ。
- アンテナを立てる
アナログ放送時代からある、昔からのテレビ視聴方法。屋根や壁に、テレビアンテナを立て視聴。最初の設置費用は3~8万円ほどかかるが、一度立ててしまえば、月々の視聴料はかからず(NHK受信料は別)、その後の維持費は不要。 - ケーブルテレビに加入する
地域のケーブルテレビ会社と契約して、テレビを視聴する方法。初期工事費もかかるが、その後の月々の視聴料もかかり続ける。特に、インターネットや電話との抱き合わせが多く、月々の視聴料も高め。インターネットの速度も遅め。 - 光回線を利用する
インターネットを利用するための光回線と一緒に、映像用の信号も流し、テレビ視聴ができるようになった方法。初期費用もかかるし、その後の月々の視聴料もかかり続ける。インターネットや電話との抱き合わせがほとんどだが、インターネットの速度は早め。
ですが、アンテナにしたいと設計士さんに話したら、
「え、いまどきアンテナ? 私が担当した中でアンテナにした人は一人もいませんよ」と言われ、ガラスのハートは砕け散ったのでした。
なんだか、納得いくようないかないような? よくわからない会話だったんですが、もう疲れていて、言われるまま光テレビとなりました。
しかし、後々よく考えたら、アンテナだと台風で壊れたりするかもしれないし、天候なんかで受信が不安定になるかもしれないなぁ、と思い至り、ズバッと言ってもらえて良かったと思っています。
まとめ
なんだか面倒臭くて、ルーターの設置場所なんて後回しにしがちです(あ、私だ)。
ですが、設計の段階からよく考えていないと、見えない&ホコリがかぶらない場所への設置が難しくなってくるものでもあります。
見えたくない! ホコリNO!
って方は、早々にルーター置き場を考えてあげてくださいね。
おすすめは、収納の中ですよ!
ポイントは、無線Wi-Fiが効率よく飛ばせるように、家の中心&なるべく高いところへの設置です!
って、うちは、家の中心ではあるけど、全然高い場所ではないですけどね。
でも、2階へも快適に無線Wi-Fiにつなげているので、普通の2階建てのお家なら大丈夫な気もしますけどね。
