家づくりのすすめ

【経験談:マイホーム計画編②】ハウスメーカーってどうやって探すの?

マイホーム計画編 第2弾!

ハウスメーカーはもう決めていますか? まだの人は、行動を起こすきっかけになるかも!

今回の記事は、

  • マイホームの計画は、ハウスメーカー探しから!
  • ハウスメーカー・工務店をたくさん調べよう!

こんにちは、ずぼら兼業主婦のしましまねこです。

前回の記事で、施工例を沢山見ることの重要性をたくさん語ったので、今回はその続きを書きたいと思います。

施工例を沢山見てやりたいことやデザインのイメージが膨らんできたら、次はどこのハウスメーカー・工務店ならそれが実現可能なのか? って、気になってきますよね。

大手メーカーや、地元で名の知れた工務店ぐらいは知ってるけど・・・っていう人が大半かと思いますが、それでもどこのメーカーが何を得意なのか、なんていうことまでは全然知らないですよね。えぇ、誰だって最初はそんなもんです。

後々後悔しないためにも、ハウスメーカー探しは妥協せずに、掘り下げていきましょう!

今回は、具体的なハウスメーカー・工務店探しをご紹介します。

マイホーム計画編第1弾「施工例の重要性」については、こちらの記事で書いています。
【経験談:マイホーム計画編①】施工例を沢山見て、理想のマイホーム像をイメージする! これから家づくりを始める方への参考に、何から手を付ければいいの? というのを経験をもとにご紹介します! 今回の記事は、 ...

どこのハウスメーカーで建てるのか、見極める

最終的にどこのハウスメーカー、工務店で建てるのか?

まずは家づくりのパートナーを探さないといけないですよね。

ずっと昔から憧れのハウスメーカーがあって、ここにすると決めていた! とか、知り合いの工務店とつきあいがあるので、もうそこにする、とかの理由があって、もう建てたいハウスメーカー、工務店が決まっている方は、そのままそこで建てちゃいましょう。

それ以外の、どこで建てたらいいのか、全然決まってないわーという方!

おそらく、大多数の人がこっちに入るかと思うんですが。

パートナーを決めるには、まずは情報収集からですよね。

希望エリアに建ててくれるハウスメーカー、工務店を片っ端から情報収集ですよ!

地道な作戦です。特に裏ワザとかないです。

希望エリアに建設可能なハウスメーカー、工務店をひとつ残らず把握するのです!

といっても、田舎なら可能そうですけど、都会では星の数ほどハウスメーカーもありますもんね。

ひとつ残らずは無理としても、なるべく多くのハウスメーカーと工務店を把握することは必要だと思っています。

なぜかって?

最初はわくわくして、ハウジングセンターとか見学会とか見に行きますよね。

で、そのうちに疲れてきて、適当なところでえいやっ!

と契約してしまうんですよ~たいていの人は。

でもですね。

大手ハウスメーカーから、家族経営の小さな工務店まで、探せば本当に沢山でてくるんです。

田舎でも結構な数の工務店が存在するので、都会ならば星の数ほどにあるでしょう。

自分が理想とするマイホームを建てることが可能なハウスメーカー探しですからね、探す分母の多い方が良いに決まってます。

まぁ現実には沢山ありすぎるので、そのへんはある程度目安を決めて情報収集したら良いとは思いますが、どんなハウスメーカー、工務店が存在するのかだけでも家を建てる前に知っておくことは、すごく大事。

あとから、あんな工務店があったんだ、とかあそこにしておけばよかった、とかの後悔が防げますからね。

人間、後から「あそこにすればよかった~!」という後悔は、結構引きずるもんです。

私も、もうマイホームを建てた側ですが、いまだに車で街を走っていると、工務店の看板とかに目がいっちゃいます。

いのちゃん
いのちゃん
そして、意外と工務店って沢山あるっていうね

あ、あんな工務店あったんだ、へー輸入住宅かーかわいい。

無添加住宅の工務店、このエリアにもあったんだ!

とかね。

我が家は今の工務店で満足しているので、後悔はしていませんが、気になる工務店は結構今でもあります。

あそこで建てたらどんな家になってたのかな~? なんていう妄想は、結構しちゃったりしてますね。

ひとつ注意ですが、全部の工務店の特徴からどんな家を建っているかまでを全て把握するわけじゃないですよ! そんなのしてたら気が遠くなっちゃう。

どんなハウスメーカー、工務店が存在しているのかを調べるだけですからね。

ハウスメーカー、工務店の探し方

では、実際に探し方です!

注文住宅情報誌

まずは本屋さんに売っている情報誌から。

SUUMOの注文住宅情報誌は有名ですよね。各都道府県用に○○県版というのが売っているので、希望エリアの本が参考になります。

そのエリアのハウスメーカー、工務店の施工例が多数掲載されていて、カタログみたいになってます。素敵なお家が多数掲載されているので、イメージがつかみやすいですよ。

「○○県」版みたいなのが、各都道府県ごとにあります
書店にも販売されているので、中身をチェックしてから買えます
いのちゃん
いのちゃん
まぁ良いことしか、載ってないけどね。綺麗な写真に、気分は盛り上がるね。

地元タウン情報誌

あとは、本屋さんに売っている地元のタウン情報誌

だいたいどこの県にもありますよね、タウン誌って。

北海道の「poroco」高知県の「ほっとこうち」徳島県の「Geen」など。

地元のカフェとかおしゃれなお店が沢山載ってるだけかと思いきや、地元のイベント欄などに、工務店の見学会やセミナー情報等が結構沢山載っているんですよ。

そこから気になる工務店の見学会やセミナーなどの日程を調べて、参加してみるのも楽しいですよ。私は地元タウン情報誌のイベント欄は毎月チェックして、見学会に参加していました。

色々な工務店の見学会日程を調べるのって、意外と面倒なんですよね。各工務店のHP(あればですが)やチラシ、フェイスブックやインスタ(あればですが)をそれぞれチェックするのも骨が折れる作業というか...。

地元タウン情報誌のイベント欄では、その月と翌月分くらいの見学会、セミナーを一覧にしてくれているので、とっても見やすいです(各タウン情報誌によって、掲載の仕方は異なると思いますが)。

名古屋のタウン情報誌「KELLy」¥550
京都のタウン情報誌「Leaf」電子書籍版

フリーペーパー

駅構内やスーパー、モール内などに設置してある、無料のフリーペーパーにも、工務店情報がたまに載っていたりします。

駅構内には、フリーペーパー「SUUMOマガジン(無料)」が設置してあったりするし、他には、ママ向けのフリーペーパーなどにも、ちょこっと工務店の広告や見学会などのイベントの情報が掲載されていたりもします。

ハウジングセンター(住宅展示場)

大手のハウスメーカーが気になる方は、ハウジングセンター(住宅展示場)にも行きますよね。

あそこには沢山のカタログやチラシが置いてあるので、気になるハウスメーカーだけでなく、他のハウスメーカーのカタログなども持ち帰ると参考になります。

そのハウスメーカーの得意とする分野や、工法の違いなどが比較できるので、後々も参考になるかと。

家づくりをした友達に、どこを検討したか聞く

古典的な方法ですが、家づくりをした友達に聞くのもすっごくおすすめ。

周りを見渡してみると、マイホームほしいなーマイホーム建てちゃったよーなんていう友達が結構いませんか?

だいたい、結婚→出産→子育てをしていると、その次くらいにマイホームっていうのがくるんですよね。

しましまねこ
しましまねこ
あ、それうちだ。

そうすると、だいたい同世代の友達も同じようなラインに乗ってきているので、自分がマイホームに興味が出てきたころには、他の友達もそうなんですよ。

周りがマイホームを購入しだして、いいなーって思っているうちにマイホーム熱が高まってきて、っていうパターンもありますしね。

自分が情報収集しているのと同じように、たいていは友達も情報収集しています。あそこの工務店どうだった? とか、あそこの見学会いった? など、色々と情報収取できるでしょう。

中には、身内に大工さんがいて...とそのエリアの建築業界のことを色々教えてくれるかもしれません。

しましまねこ
しましまねこ
うん、うちも友達の身内にクロス屋さんがいて、色々聞いたよ。

各ハウスメーカー、工務店のカタログを手に入れる

あとは、前回の記事(マイホーム計画①)でも書きましたが、各ハウスメーカー、工務店が出しているカタログです!

これも立派な情報源です。

そもそもカタログには、そのハウスメーカー、工務店のできることがこれでもか! というほどに盛り込まれています。PRしまくってくれてます。

ぜひ、手に入れましょう!

手に入れ方についても、前回の記事で少し書きましたが、ここではもう少し詳しく書いていきますね。

まずは、気になるハウスメーカーから調べていって、そのメーカーのHPなどからひとつひとつカタログを資料請求です。

もしくは、電話して請求か・・・。

でも、これすっごく疲れるんですよね・・・。

ハウスメーカーや工務店の名前で検索して、そこのHPやSNSをチェックしてカタログを請求する流れ...うーん数が多い! 疲れる!

しましまねこ
しましまねこ
でも、したけどね・・・。1つ1つHPからメール送ったり、直電話したり。
いのちゃん
いのちゃん
一括請求、知らんかったもんな

実際には、沢山のハウスメーカーや工務店のカタログを、ひとつひとつ手に入れるのはちょっと面倒ですよね(いや、私はしましたけどね。当時は一括請求のことを知らなかったので)。

今だから言えますが、そういう時は一括請求をおすすめします。

一括請求とは、簡単に説明すると、希望のエリアやマイホームの要望などを記入すると、それに沿ったハウスメーカー、工務店のカタログなどを送ってくれるサービスです。

今はなんでもネットで解決できて、便利な時代ですよね。

しましまねこ
しましまねこ
利用したかったな・・・。知ってたらなぁ・・・。

おすすめのカタログ一括請求

では、具体的に2つご紹介します。

ハウジングバザール カタログ請求


まず1つ目は、ハウジングバザール

ここから資料請求ができるのは、地域密着型の工務店・工務店ネットワークだけ。大手のハウスメーカーの資料請求はやっていません。

なので、比較サイトやホームページなどで見つけられないような地元の小さい工務店が結構載っていたりします。

大手ハウスメーカーはハウジングセンター(住宅展示場)やテレビCMでも良く見かけるので、比較的カタログもゲットしやすいかと思うんですが、地元の工務店を探すのが結構苦労するんですよね。

ここからだと、知らなかった工務店のカタログもゲットできるかもと思います。

ハウジングバザール

タウンライフカタログ請求

2つ目は、タウンライフです。

タウンライフは他のカタログ請求とはちょっと違っていて、カタログだけじゃなくて「間取り」や「見積もり」などの資料請求も同時にできるというもの。

「間取り」や「見積もり」依頼なんかは、ふつうはハウスメーカー、工務店に個別に依頼していって、請求するというのが一般的だと思います。

情報収集していってある程度何社かしぼっていくと、各社の比較をするようになりますよね。その時に間取りのプラン作成や見積もりの依頼作業を、各社同時進行で進めていくと思うんですが、その作業がネットで一括請求できるというものです。

タウンライフ

入力フォームに、希望のエリアや間取り要望などの必要事項を記入すると、数社から連絡がくるので、時間的な負担を減らせます。

もちろん無料。

希望エリアに建設可能なハウスメーカーがわかるので、情報収集しやすいです。

ただすみません、私が家づくりをしているときにこのサービスは知らなかったので、利用はしていません。

ググってみると、結構口コミの評価が分かれるみたいで、ハウスメーカー、工務店によってはめっちゃしつこい電話やメールがあったり、逆に全然連絡がこないこともあるみたいなので、そういうのが嫌な人はやめといたほうがよいと思います。といっても、そういうのもほんとに一部のハウスメーカー(の支店)、工務店だけだとは思いますけどね。

あと、個人情報がもれるのもいやだ、とか言う人もやめといたほうがよいのかな。

HPには希望の間取り提案もあると記載されてますが、それもあまり期待しないほうがよいかなと思います。というのも、こちらの要望もたいして記載していないので、そもそも詳細な間取りを提案してもらえるわけがないんですよね。

家づくりって、そんなに簡単じゃないですよ。

これについては、よりつっこんだ間取り図がほしいのであれば、入力フォームの要望欄にめちゃくちゃ詳細な要望を書きまくって送りつける、というのも手かもしれないけどね。

いのちゃん
いのちゃん
電話連絡も嫌やったら、自由記入欄に「電話での連絡NG」と書いておけば、ハウスメーカー、工務店に伝わるかと。
しましまねこ
しましまねこ
ちなみにうちのエリアで試してみたら、登録されてるハウスメーカー、工務店は地元では名の知れたちゃんとしたとこやったから、自由記入欄に要望やNGなこともきちんと記載してたら、そんな電話凸!勧誘よろしく!みたいなとこからはあんまり連絡なさそうやけどな。
いのちゃん
いのちゃん
それな。めっちゃ詳しい要望やNG項目をきちんと書いておけば、むしろそれにこたえてくれるハウスメーカー、工務店からしか連絡こないんちゃうかと思うわ。
いのちゃん
いのちゃん
それにうちのエリアで登録されてたハウスメーカー、工務店の半分は、うちが実際に検討してたとこで、こっちから電話連絡して打ち合わせとかも何回かしたとこやったしな。
しましまねこ
しましまねこ
ほんまそれな。その時点でこのサービス知ってたら、絶対利用してたわ。あの時間を返せって思う。車で2時間かけて行った工務店もあるわ。

ここでのこちらの目的は間取り図ではなく、どういった工務店がこのエリアにあるのかという情報収集なので、そういう意味では一括はとっても楽にカタログゲット(ついでに間取り図と見積書がついてくるかも)ができるので、利用する価値はあります。

個人的には、家を建てる前の仮住まいであるアパートやマンションの住所等を知られても、別に痛くもかゆくもないので(家を建てたあとは永住するつもりなので、なるべく個人情報は知られたくないけども)私は個人情報がもれるかもという心配も特になかったですね。

そうでなくても、ハウジングセンターや見学会に行けば、個人情報をこれでもかと書かされるので一緒かと。必要経費かと思います。

タウンライフで資料請求する

前回の記事でも書きましたが、一括請求するときになるべく個人情報をさらしたくないわ、という方は、以下の点を気を付けるとよいです。

  • 登録メールアドレスは、フリーメールを使う(HotmailやYhoo!mailなど)
  • 050の電話番号を取得するか、楽天モバイルを新規契約(今なら通信料通話料完全無料のため)して、マイホーム用の電話とする

マイホームが完成して不要になれば、解約すればいいだけなので安全です。

まとめ

このように情報収集していけば、いずれ建てたいハウスメーカーもおのずと絞られてくるはずです。

そして何社かに絞られてきたら、見学会に出かけたり、打ち合わせをしたりして、じっくりと決めていけば大丈夫です。

数の分母が大きいほど、最終的に決めたハウスメーカー・工務店に納得がいきやすいので、やはり情報収集は必要です。

希望エリアで建築可能なハウスメーカー・工務店を、積極的に探していきましょう!

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しましまねこ
ずぼら兼業主婦のしましまねこです。 2018年の夏に新築マイホームへ引っ越しました! 入居後の視点から、後悔しない家づくりのコツを書いています。 入居後の暮らし、ずぼらでもできる簡単なお家改造も頑張っています。ぶらっとどうぞ。