これから家づくりを始める方への参考に、何から手を付ければいいの? というのを経験をもとにご紹介します!
今回の記事は、
- マイホームの計画は、情報収集がキモ!
- マイホーム施工例の具体的な調べ方をご紹介
こんにちは、ずぼら兼業主婦のしましまねこです。
気がづけば、入居して1年以上も経ってます。
我が家のこだわりポイントや後悔ポイントについては、ちょこちょこと書いてますが、我が家がマイホームを手に入れるまでについては、そういえば書いてないなぁと思ったので、マイホーム取得の経緯についても、少し書き始めることにします。
我が家はトータル3年ほどかけて、ほぼほぼ満足いくマイホームを手に入れたわけですが、それまでには幾度も試練があったわけです。
結果として今はほぼほぼ満足できるマイホームを手に入れ、実際に住んでいるわけですが、ふと今までを振り返ってみてですね、その中で一番重要だったなと思ったのが、「情報収集」と「手に入れたいマイホームの具体的なイメージ」なのです。
うーん、なんでその2つが重要なの?
そう、思いますよね。
今日はそのことについて、掘り下げて書いていきたいと思います。
ちなみに、簡単に結論から言っておくと、
その2つの具体的な方法としては、
施工例を片っ端から見ていく、というのが手っ取り早いです!

もくじ
まずはどのような家を建てたいか、自分の中でイメージ&予算を明確にする
どんな家に住みたいのか?
理想のマイホームは?
予算決めとイメージを固めることが、とっても大事です。
めっちゃ当たり前のことすぎて恐縮なんですが、でもとっても重要!
そして、当たり前のことすぎて、さらっと流しすぎな人が多数なこともまた事実!
みなさんは、どのようなマイホームを建てたいか? 具体的なイメージはもう持てていますか?
ハウスメーカーまわりをする際に、自分たちの希望をまとめた要望書を持参していってますか?
あるよあるよー、モノトーンなシンプルなお家で、家事動線も良くて、あっ平屋がいいな!
なんて、もわーっとしてて、なんかふわーっとしたイメージしか持ってない、なんてことないですか?
理想のマイホームの希望・要望は具体的にイメージしてみる
断熱材はどんなのがよいの?
2×4か在来工法か?
家事動線がうまくいく間取りってどんなの?
あとは、細かいところでは、気になるキッチンの使い心地などから、おしゃれなクロスってどんなの??
あぁ~テイストは、北欧風がいいな! カフェみたいなかわいらしい家にしたい♪
他には、床は無垢がいいわー! バーチかオークかヒノキか...迷っちゃうー!
ハイ。
理想の家、住みたい家の妄想は、きりがないですよね。
でも、そういう希望・要望をひとつひとつ洗い出していって、具体的なイメージを持つことはとっても大事なのです。
我が家の場合は、在来工法や耐震性、断熱材などの家のそもそもの性能や、間取りについては、ちゃんと理想のイメージがあり、そのため情報収集をがんばりまくり、理想を膨らませまくり、イメージも膨らませまくり、要望を洗い出していったんですが、ことデザイン面については、いまいちピンとこなくて、ずっと後回しにしていました。
ざっくりと和風モダンなのがいいな~なんて言ってたんですが、しかしそもそも「和風モダン」がなんなのか? という具体的なイメージが持てておらず、内装決めのときにはめちゃくちゃ迷走しまくって、さんざん後悔しまくり、色々と工務店にも迷惑をかけまくってしまった事実があります。
イメージが固まっていると、家づくりがブレない!
なんで上記でイメージを固めろ! なんてさんざん言っているかというと、要するにイメージが固まっていると、家づくりがブレないんですよね。
ふわっとした希望しかないと、まずはハウスメーカーまわりの時点で、プロの営業マンに言われたことに右往左往し、契約したあとにも、色々と間取りや内装を決めていく時点で、無駄に悩んだり右往左往してしまいます。
我が家の場合はデザイン面があやふやだったわけですが、具体的なこういうテイストの家にしたい! というイメージが固まっていなかったせいで、キッチン、洗面台の色決めから始まって、階段の色、床材、ドアの色、窓枠の色、巾木の色、玄関タイルの色などでいちいち無駄に悩むことになり、まわりをいらつかせていました。
(いらつかせていた話は、また次回にでも書きますね。)
他にも、本当はそこまでは必要ないかな~と、漠然と思っているのに、絶対に必要です! などと営業マンから勧められるごとにオプションをつけまくってしまったり、最初に提示された金額が一番安いからそのハウスメーカーに決めたはずなのに、ちょっとしたことでもオプション扱いになり、後出しじゃんけんみたいな感じになってどんどん予算が膨らんだりすることもあります。
イメージを明確にすることで、自分の理想の暮らしにとって必要なもの、不要なものがはっきりとし、計画も進めやすくなります。
ブレずに楽に事が進められるということは、思った以上にストレスなく理想のマイホームに近づけるということになるのです。
イメージが固まっていないと、小さなことでもブレまくって、最終的におかしなことになったり、予算が膨らんでしまったり、良いことないですからね。
しかし、家づくりの素人にはむずかしい
とはいえ、我々は家づくりの素人。
何から手を付けていいのかわからないし、そもそも何があるのか? 何をしなければいけないのかすらわかってないですよね。
少しでも理想のマイホーム像をイメージできるように、まずはどこのハウスメーカーで建てるかを探しながら、勉強していったら良いとおもいます。
色々見ているうちに、こういう風にしたい、こういう風にもできるんだ! という新しい発見もあるし、何より楽しいしね。
つまりは、冒頭で書いた「施工例をたくさん見ろ!」に尽きるんですよね。
カタログやネットでの写真を見て回るのも良いし、モデルハウスや実際の内覧会などの実物を見学するのも良いと思います。施工例をたくさん見て、イメージを深めていけるといいですよね。
なので、施工例をたくさん集めちゃいましょう!
ついでに、「どこで建てるか?」も一緒にリサーチしちゃいましょう!
では、その具体的な方法ですが、私が当時やっていた情報収集の方法をご紹介しますね。
具体的な施工例の探し方
ネットで写真を沢山見つける
当時から私は検索魔だったので、とにかくネットで参考になりそうなマイホームの写真をかたっぱしから集めていました。
具体的には以下の4つのステップで、収集していました。
- マイホームブログをチェック
- Googleで画像検索
- ハウスメーカー・工務店のHPの施工例をチェック
- アプリ「ピンタレスト」で写真を保存&検索
①当時からマイホームブログはたくさんあったので、先輩ブログを足しげく訪問して、写真やアイディアを参考にしていました。
②これはもう昔からのベタな方法ですが、一番写真が集めやすい古典的な方法ですね。
Googleの画像検索で、「マイホーム 施工例」とか「スキップフロア」とか「スタディコーナー」などなど、気になるキーワードで夜な夜な調べていました。
③上記の方法で、気になるハウスメーカーや工務店がでてきたら、さらにメーカーのHPやSUUMOの注文住宅サイトで施工例をさらに細かくチェック。
④そして最後に、「ピンタレスト」というアプリで、集めた写真を細々と保存です!
このアプリは、ネットに落ちている画像などをアプリ内に保存することができる優れものアプリなんですが、今でもめちゃくちゃお気に入りで、ずっと使っています。
カテゴリー分けもできるし、保存のやり方もクリックするだけなので簡単です。
そして、アプリ内には他のユーザーさんが保存していったマイホーム画像がたくさんあるので、アプリ内を検索してさらにすてきな写真を見つけることもできます。
なんでこのアプリを知ったのかは、もう昔過ぎて覚えてないんですけど、たしかマイホームとは関係ないところでスマホにインストールした気がします。
で、そのあと、「あれ? これマイホーム写真を保存するのに便利じゃん!」と気づいてから、マイホームの写真を保存するようになりました。
なので、私のマイページにはマイホームだけでなくて、他にも「収納」とか「レシピ」とか「掃除」などの画像もたくさん保存されています。
こういった方法で、素敵! マネしたい! すごいアイディア! と思ったものは、すぐさま保存して保存して、とにかく写真を集めまくっていましたね。
後から見返したときも、写真はすごく参考になるし、設計士さんに見せる時にもすごく伝えやすいです。
メールや打ち合わせの時になかなか言葉では伝わらないことでも、写真だとすぐに言いたいことが相手に伝わるのが便利なんですよね。
カタログで写真を見つける
上記で紹介したネットの写真を集めまくるというのと並行して、私はさらにどこのハウスメーカーならこの写真のようなことができるのかを探るために、カタログも片っ端から集めていました。
どこで建てるか、というのはとっても重要だし、いつかはどこかのハウスメーカーと契約しなければならないしね。
どこで、カタログを手に入れていたのかというと、
- ハウジングセンターにて、各ハウスメーカーの無料カタログをもらってくる
- 気になるハウスメーカー・工務店のHPからカタログ請求
- 一括請求を利用して、カタログを複数ゲットする
①のハウジングセンターは、まずマイホームを意識したらとりあえず行ってみる人多いですよね。かく言う私も、手始めはハウジングセンターでした。
そこにはたくさんの資料やカタログが置かれているので、それを片っ端から持って帰ってました。
②すると、だんだん気になるハウスメーカーや工務店が出てくると思うので、そのHPの施工例をチェックするついでに、カタログも資料請求です。
そしてだんだん疲れてくるわけなんですが、私は地道に1つ1つHPから、氏名住所、簡単な要望まで記入して、資料請求していました。
ほんとね、これめちゃくちゃ地味に疲れるんですよね。
しかも、自分が調べたり知っているハウスメーカー・工務店の分しかカタログ請求できないし(当たり前だけど)。
③しかしですね、今は一括請求なんていう便利なツールがあるんですよ。
当時、この仕組みを知っていたら絶対利用してたわ、って思うくらいですね。
要は、氏名住所から希望の間取り・要望なんかを記入して、1回資料請求するだけで、希望エリアの施工可能メーカーから、複数カタログを送ってもらえるのですよ。
とはいえ、便利な裏には何かある、とか思いますよね。私も思います。
どうやら利用した人の口コミを見ていると、カタログはきちんと送ってもらえるけれど、ついでに営業電話や訪問もセットでついてくるよ、ということみたいです。
まぁこれについては、個人個人のとらえ方の違いもあるかなとは思います。
いつかはマイホームがほしくて、とりあえずカタログでも~と気楽に資料請求してしまった人からすれば、いきなりの営業電話に辟易するでしょうし、突然夕方の忙しい時間帯に訪問されれば、うっとうしい! と思うでしょう。
ですが、すごくマイホームがほしくて、今すぐにでもどこかと契約をしたい! くらい熱い思いをもって情報収集している人からすれば、営業電話も「わざわざかけてきてくれてありがとう」だし、訪問も「サンプル持ってきてくれたの! 感激!」ですよね。
私はどちらかというと後者の方の立場で情報収集してたので、営業電話も訪問もあまり苦にはならなかったんですが、断ってるのに何度も電話をかけてくる業者には、さすがに腹立ちましたね。
私は一括請求は利用してはいなかったんですが(当時は知らなかったので)、ハウジングセンターでふらっと覗いて個人情報を書かされた〇サ〇ホームは、その後何度も断ってもしつこく電話や訪問アタックされていたので、大手だろうが、ハウジングセンターだろうが、しつこくしてくるメーカーはしつこくしてくるし、営業担当者によっても違うのかなと思っています。
なので、色々口コミでは賛否両論がありますが、カタログを手に入れるという目的のためにする一括請求は、ひとつの手として使うのもアリだと思っています。
ただし、個人情報をさらすことになるので、いくつか対策というか小技もついでにご紹介しておきますね。
私はマイホームの情報収集のために、フリーメールのアカウントを1つ作りました。いわゆる捨てアドというやつですね。
どうせしつこいDMなどがじゃんじゃんくると思うので、間違ってもプロバイダのメールなんかにしてはいけません!
あとは、電話番号も050の番号を取得するとか、今なら楽天モバイルが通信料通話料完全無料なので、新規発行してそれをマイホーム用の電話にするなどすれば、必要なくなったときに契約を終了すればいいだけなので、安心かと思います。
住所はもうしょうがないですね。本当の住所を書いてください。じゃないとカタログも届かないし。
でも、個人的にはどうせいずれマイホームへ引っ越すわけなので、アパートの住所を知られても屁でもないわと思っていたので、そこらへんは個人の考え方ですかね。
まとめ 施工例を沢山見てイメージを固める
何度も言いますが、上記のような方法で、
写真やカタログを沢山集めて、施工例を沢山見るのはとっても大事です!
沢山見ているうちに、どういったテイストが好みなのかとか、どういったことがしたいのか(建て方や間取り、建材や設備)が、だんだんと見えてくるようになるはずです。
とくにデザイン面に関しては、絶対に、絶対に! 写真を沢山集めてイメージを固めておいてください!
※近いうちにでも、このデザイン面での迷走ぶりについても書きますね。
