マイホームを購入したら、必ず払わないといけない不動産取得税ですが、還付申請したら約9万円も戻ってきましたよ!
今回の記事は、
- 不動産取得税の還付申請とは?
- 不動産取得税の還付申請をしに、県税事務所へ行ってきたよ
こんにちは、ずぼら兼業主婦のichigoです。
16万という高額な不動産取得税を支払った後、軽減措置があることもしらず放置していた我が家ですが、家屋調査に来られた市役所のお姉さんたちに教えてもらった還付金申請を、ついにしてきましたよ!
これにて、約9万円の還付金をゲットです!
それでは、不動産取得税の還付申請を行った際のレポート、いっきまーす。
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もくじ
不動産取得税とは?
不動産取得税とは、不動産(土地や建物)を買ったときにかかる税金のことです。
購入したときに一度だけ課税され、課税標準額(固定資産税評価額が使われる)×税率で計算されます。地方税のため、納付先は都道府県となり、県税事務所へ支払いを行います。
税率は原則4%ですが、2021年3月31日までは3%に軽減されています。今は、軽減措置中となるため、3%ですよ! ラッキー!
また、不動産取得税は、申請すれば還付金が戻ってきます!
- 不動産取得税は土地、建物取得時に、それぞれ1度だけ課税される。
- 土地、建物にかかる税率は、それぞれ原則4%だが、2021年3月31日の取得までは軽減措置があり、土地、建物とも3%となっている。
- 軽減措置の要件は、建物については、課税床面積が50㎡以上240㎡以下。土地については、土地の取得から3年以内に、その土地の上に建物が新築されること。
我が家の場合、還付金ゲットまで!
2018年4月に不動産取得税(土地分)を支払い済み
土地を購入し、マイホームの建築が着々と進められている中、2018年4月に突如として、我が家に不動産取得税の課税通知書が送られてきました。
納税通知書には、16万円との記載が。
そもそも、不動産取得税自体を把握していなかった我が家。突然の高額通知書に、ガクブルものでした。
よくわからないけれど、きっと支払わなければならない何かなのだろう。
と、高額案件におののきながらも、郵便局へと支払いに行きました。
それが、先日の家屋調査にいらっしゃった市役所のお姉さんにより、土地分の不動産取得税だということが判明。
そして、還付申請をすれば、お金が少し戻ってくることも教えてもらえたのです。
60日以内に還付申請するもの、ということも全然知らなかったですね。
お姉さんに還付金のことを教えてもらえて、本当に良かったです。
不動産取得税の軽減措置、我が家の場合は還付金あり!
前回支払った16万円は、土地分の不動産取得税です。
土地の評価額 × 1/2 × 3% = 16万円
上記のように、支払ったということ。
そして、個人が取得した不動産に限り、不動産取得税には軽減措置があります。
我が家の場合は、建物が延床面積138.75㎡、土地を取得後すぐに建物を新築しているので、要件に当てはまり軽減措置が受けられます!
軽減後は、
- 4万5000円
- 土地の評価額÷土地面積(土地1㎡当たりの価格)×1/2×延べ床面積×2(上限は200㎡まで)×3%
のうち高い方を、支払い済みの税金額から還付されます。
我が家の場合、上記の計算式に当てはめると、②で算出される金額が約9万円となるため、①より②の方が高くなり、②の約9万円が還付されるということになります。
県税事務所へ還付申請手続きに行ってきた
まずは法務局にて、必要な書類をゲット
必要な書類は、家屋調査の際にお姉さんから教えてもらっていました。
- 不動産取得税減税免除還付申請書(県税事務所にある)
- 住宅の登記(全部)事項証明書
- 土地の登記(全部)事項証明書(住宅の新築日以降に交付されたもの)
申請書については、県税事務所に置いてあるので、自分での手配は不要です。
あとは、建物と土地の登記簿が必要なだけ!
2つとも、司法書士さんからいただいてるから大丈夫だわ~なんて思っていたんですが、土地の方は要注意です!
建物が完成した後の日付の、登記簿が必要になります!
というのも、建物が完成したのちも、きちんと土地を所有しているか確認するためです。
確かに、建物が完成したあとに土地だけ違う所有者になったりしてるケースもあるかもしれないですもんね。
我が家の登記簿を確認すると、この土地の登記簿の日付が2017年12月になっていました。土地を購入した時のものですね。
建物が完成したのは2018年6月なので、この登記簿は使えないことになります。
なので、法務局へ行って最新の土地の登記簿もゲットしてきましたよー。
あとは還付されるお金を入金してもらう通帳と、認印が必要ということも教えてもらいました。お姉さん、とっても親切。
そして、それらの書類を抱え、県税事務所へ行ってきたのです。
いざ県税事務所へ
8月15日。書類を手に、県税事務所へ還付申請の手続きに行ってきました。
平日だったためか、窓口は空いていました。
窓口へと案内されると、年配のおじさんが担当してくれました。
早速、不動産取得税の還付申請を行いたい旨を伝え、揃えた書類を提出。
おじさんは慣れた様子で、「はいはい還付申請ですねー」と、簡単に手続きの流れを説明してくれ、申請書を出してくれました。
その際に、おじさんに住所と名前(土地の所有者の名前。我が家の場合は夫の名前です)を聞かれ、それをパソコンでぱちぱちと調べて、4月に不動産取得税の支払いを済ませていることを確認していました。
4月に不動産取得税を支払ったんだぞ、という証明に、一応その時の納付書を持参していたんですが、全くの出番なしでした。
おじさんに書き方を教えてもらいながら申請書へ記入し、持参した登記簿と一緒に書類は受理されました。
そして、戻ってくる還付金を振り込む口座を聞かれ、持参した通帳の番号を記入し、印鑑を押して終了です。
20分くらいで終わりました。
ちゃんと提出書類を準備していたおかげか、スムーズに終わることができました。
あとは、還付金を待つのみ!
還付金が口座に振り込まれた!
そして待つこと1カ月ほど。9月11日に「不動産取得税減額通知書」が我が家に届きました。
通知書を見ると、約9万円の減額とのこと! やったー!
その後、9月27日に、還付金の口座振り込みがありました。
支払った時には、まさか半分お金が戻ってくるなんて知らなかったので、ふつうに嬉しかったです。
還付申請、して良かった!
建物の不動産取得税もある
土地の不動産取得税の納付と還付は無事済ませましたが、ふと、あれ? 建物の方の不動産取得税ってどうなってるんだっけ? と不安になる私。
そうそうそういえば、家屋調査のお姉さんはこうも言ってましたよ。
建物の不動産取得税は、2019年の夏ごろにきますから、よろしくお願いしますね。
ってね。
計算してみたら、不動産取得税(建物分)はかからない?
で、計算してみました。
我が家の建物の評価額は1,000万円ほど。
新築マイホームの場合は、評価額から1,200万円が控除されるので、
1,000万円 - 1,200万円 = 課税対象外!
どうやら不動産取得税はかからないっぽい??
まだ何の通知も来ていないのでよく分かりませんが、不動産取得税、かからないといいな。
また通知が来たら、記事にしますね。