ローン・手続き

【新築の家屋調査レポ】いつ来るの?固定資産税と不動産取得税を解説

家屋調査レポ

マイホームを購入したら、必ずやってくる家屋調査!

今回の記事は、

  • 固定資産税の調査にやってくる家屋調査について
  • 我が家にやってきた、課税課のお姉さん!

こんにちは、ずぼら兼業主婦のichigoです。

マイホームを建てたら、ローン地獄が始まりますね~。

そして、税金も発生します!

ウワサの家屋調査に、市役所の課税課の職員さんが、早速我が家にもいらっしゃいましたよ!

では、我が家の家屋調査のレポート、いっきまーす!

家屋調査については、市町村によってやり方が異なります。

今回の記事については、我が家が住んでいる市での話になるため、細かい内容については、管轄の市役所へ確認をお願いします。

2019年度の固定資産税額が判明しました! 我が家の固定資産税額をこちらの記事で公開しています。
2019固定資産税
【マイホーム新築後、初めて!】2019年度の固定資産税額を公開しちゃうよ2019年度の固定資産税納税通知書が、ついに我が家にもやってきましたよー! 今回の記事は、 我が家の2019年度固定資産...

固定資産税とは

マイホームを購入すると、毎年かかる税金が発生します。

それが、固定資産税都市計画税

固定資産税とは?

土地・家屋・償却資産の所有者に課税される税金。土地や建物などを所有していると、所在している役所に税金を納めなければならない。

土地計画税は?

都市計画区域内の土地・家屋に課税され、都市計画事業(道路・公園・下水道など)にあてられる。

※毎年1月1日現在の所有者に、課税される。

そして、それらの固定資産税を計算するために、家屋調査があります。

固定資産税は土地建物、それぞれに課税されます。

税率は、固定資産税が1.4%都市計画税が0.3%

つまり、

評価額 × 1.4% = 固定資産税

評価額 × 0.3% = 都市計画税

となります。

そもそものマイホーム価格が、何千万という大きいお金なので、それの1.7%となると、めっちゃ高そうです。

この評価額を決めるのが家屋調査となるため、今後の支払い額にもめちゃくちゃ影響してきますよ。

 

我が家にもやってきた、家屋調査!

家屋調査の日程通知

我が家に家屋調査があったのは、7月26日。

引っ越ししてきたのが、6月末です。

そして、「家屋調査のお知らせ」なるものが、市役所から届いたのが、7月17日。

他のマイホームブログを見ていると、だいたい2カ月前後が多そうなので、うちの市役所めっちゃ仕事早いですね。それとも、たまたま家屋調査を重点的にする月間とかだったんでしょうか。

この7月26日というのも、市役所からの指定日です。

お知らせ通知に、「7月26日に伺います。時間については、ご都合が良い時間をお知らせください。」

と、書いてありました。

日にちは指定でしたが、時間は融通してくれる模様です。

たまたま、本当にたまたまその日は私も夫も仕事が休みだったため、ラッキーでした。あとは、時間の連絡をするだけです。

また、お知らせには、必要な書類の準備についても、記載されていました。

家屋調査に必要な書類
  • 建物の平面図・立体図
  • 建築確認の申請書類
  • 長期優良住宅の証明書(対象であれば)

これらの書類は、全てコピーが必要と記載がありました。

建築確認申請書については、工務店がファイルにして作ってくれたものがあったので、それをコピーしたらいいんだな、と分かったんですが、建物の平面図はどんなものを用意したらよいのか? いまいちよくわからなかったので、時間の連絡をする際に、合わせて聞くことにしました。

そして、いざ市役所の課税課へ電話です。

時間は11時に決定。

そして、書類についてですが、建物の平面図工事用に使っていた図面でOKとのことだったので、大工さんたちに現場で渡していた図面をコピーすることにしました。

このコピーを用意しておかないと、後日原本かコピーを役所にまで持ち込んで提出しなければならないそうです(原本の場合は、役所でコピーをとってくれる)。

 

家屋調査当日

7月26日。

家屋調査当日には、市役所課税課のお姉さん2人がやってこられました。

年配のお姉さんと、ちょっと若めのお姉さん。

2人とも家の中に上がると、今日の家屋調査についてのお話をさらっと説明し、すぐさま調査へと入っていきました。

1人が1階を担当、もう1人が2階を担当のようです。

バインダーとペンを抱えて、まじめにチェックしていきます。

勝手に見て回るので、案内はいいですよ。

と最初に言われたんですが、なんだかやっぱり落ち着かず、案内とかした方がいいのかな? と思って、夫は1階、私は2階を案内しました。

といっても、お姉さんたちはサクサクとチェックを進めていくので、その後を着いて回って何か聞かれたら答える、程度でしたが。

そして、特に変わったことを聞かれることもなく...。

沈黙に耐えかねて、ここがトイレです、とかここが寝室なんですけど布団敷きっぱですみません、とかそんなことばかり言っていました。

ichigo
ichigo
押入れとかもな、めっちゃ見るねんな。そんなとこまで見るとは思わんかったから、全然整理してなかったねん。
いのちゃん
いのちゃん
押入れは...つらいな。

メジャーを持って、天井高を測ったり、ドアの高さを測ったり、色々と忙しそうでした。

また、床材とか、とか内装もチェックしている模様。洗面台もチェックしていました。一面鏡だと高いのかな...。

ちなみに、外周については、帰りがてらちらっと見て回ります、といって私たちは立ち会わなかったので、どこをどう見たのかは不明です。

そして30分くらいでチェックが終わり、その後税金の説明がありました。

 

新築住宅なら、固定資産税が1/2に軽減される(3年だけ)

お姉さんの話によれば、新築マイホームなら購入してから3年間だけ(長期優良住宅なら5年分)、固定資産税の軽減措置があり、固定資産税が半分になるとのこと! ちなみに、都市計画税は軽減措置はありません。

軽減措置が適用される条件は、

専用住宅で、床面積が50㎡以上280㎡以下のもの。

でも、床面積が120㎡を超えるものについては、120㎡分までが軽減の対象となり、120㎡を超えた分については、減額の対象にはなりません

我が家の場合は、延床面積が138.75㎡なので、120㎡を超えた18.75㎡分は減額対象とはなりません。

 

いつから課税されるの?

固定資産税は、毎年1月1日にその土地や建物を所有している人に課税されます。

我が家の場合は、2017年の12月に土地を購入しているので、2018年1月1日現在では、その土地を所有していました。

なので、土地の分の固定資産税については、すでに支払済みです。価格は¥50,000円(この時点ではまだ建物がないので、MAXの5万支払っています。建物が建った後は、1/3に減額されるはず)。2018年の4月に郵便局にて支払いしてきました。

ですが、建物が完成したのは、2018年6月です。2018年1月には、まだ建物はありませんでした。

なので、2018年度の建物分の固定資産税は、課税されていません。建物がまだなかったわけだから、課税も発生していないということになります。

今回の家屋調査で決定される建物の評価額というのは、2019年度分からの固定資産税を計算するためのものということになってきます。

2019年1月1日には、建物はもうあるので(そりゃ、今現在7月にもう建ってるんだから、取り壊さない限り1月にもあります)、2019年度分の固定資産税はかかってきます。

その納税通知書は、こちらの市では4月上旬の発送になります。4月、7月、12月、2月の4期に分けて納付すればOK。

ちなみに、その納税通知書がくるまでは、固定資産税額がいくらになるのかわからないそうです。

今日ここでわかるのは、だいたいこのくらいかな? というお姉さんの感覚の額ぐらい。

お姉さんの感覚では、だいたい15万円くらいかな? 最初の新築軽減があるときは10万円くらいじゃないかな? とだいたいの額を教えてくれました。

実際の固定資産額はいかに?!

4月までのお楽しみ?! です。

そして、家屋調査終了の書類に、認印を押して終了しました。

2019年度の固定資産税額が判明しました! 我が家の固定資産税額をこちらの記事で公開しています。
2019固定資産税
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不動産取得税は、申請すれば還付金がある

お姉さんたちはその後も丁寧に、色々税金のこととかも教えてくれました。

とっても、親切なお姉さんたち。

まずは、不動産取得税

不動産取得税とは?

不動産(土地・家屋)を建築、売買、贈与、交換により取得した人が支払う税金。取得時に一度だけ課税される。

我が家は、4月に不動産取得税の納税通知が届き、不動産取得税を支払っています。

支払額は16万円ほど。

この通知が来たときは、不動産取得税たるものが何なのかもよくわかっていなかったので、この16万円の通知を見たときは、なんだこれは、とおののいてしまいました。

よくわからないまま、16万円を郵便局で支払いました。

課税課のお姉さん
課税課のお姉さん
不動産取得税はもう支払済みなんですね。では、申請すれば、少しお金が戻ってきますよ。
ichigo
ichigo
え! お金、戻ってくるの!
課税課のお姉さん
課税課のお姉さん
いくら戻ってくるかはちょっと私どもではわかりませんが、取得した土地に新築物件を建築しているので、軽減措置があります。申請してみてくださいね。申請先は県税事務所になります。

不動産取得税は、申請すれば還付金が戻ってくるそうです。

お姉さんの話を要約すると、

  • 不動産取得税は土地、建物取得時に、それぞれ1度だけかかる。
  • 土地、建物にかかる税率は、それぞれ原則4%だが、2021年3月31日の取得までは軽減措置があり、土地、建物とも3%となっている。
  • 前回支払った16万円は、土地分の不動産取得税
  • 土地を先に取得してすぐに新築マイホームを建築しているので、軽減対象となり、県税事務所へ申請を出せば、還付金が戻ってくる。
ichigo
ichigo
おぉ! こんなところにも軽減措置が! 今なら4%が3%なんやね。この1%はでかい!!

いのちゃん
いのちゃん
還付金は、県税事務所へ申請せなあかんで。放置してても、振り込まれんから要注意や。

還付金が戻ってくるとは!

これは、早速県税事務所へ行かねばなりませんね!

 

住宅ローン減税

お次は、住宅ローン減税です。

これは工務店や銀行など、色々な人に教えてもらっていたので、そういうのがあるんだな、ぐらいは知っていました。

けど、内容についてはよくわかっていないという。

ここでも、住宅ローン減税についての詳細は、割愛されました。

そういうのがあるので、翌年1~2月くらいになったら、税務署へ行ってくださいね。

というお知らせを、していただいただけ。

今でも住宅ローン減税についてはよくわかっていませんが、とりあえず年が明けたら税務署に行ってみようと思っています。

 

まとめ

ウワサの家屋調査ですが、うちに来ていただいたお姉さんはとっても親切な方でした。

家屋調査のチェック内容は、あんまりよく分からなかったですが、マイホームにかかる税金のことを丁寧に教えてもらえたので、とってもありがたかったです。

とりあえず、不動産取得税の還付申請に行ってきたいと思います!

不動産取得税の還付申請に行ってきた記事はこちら。
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しましまねこ
ずぼら兼業主婦のしましまねこです。 2018年の夏に新築マイホームへ引っ越しました! 入居後の視点から、後悔しない家づくりのコツを書いています。 入居後の暮らし、ずぼらでもできる簡単なお家改造も頑張っています。ぶらっとどうぞ。