今日はマイホーム入居後の、1年目点検がありました。
今回の記事は、
- マイホーム入居後、1年目点検のながれ
- 1年目点検のときに、質問したことについて
こんにちは、ずぼら兼業主婦のしましまねこです。
マイホームへ引っ越してきたのが2018年の6月ごろ。
もう1年近く経つんですね、早いものです。
工務店のスタッフさんが1年目点検に来てくださったんですが、
我が家は工務店とは結構距離が近くて、いままでもちょいちょい連絡したり、ちょこっとしたところを直してもらったりしていたので、今日の1年目点検はさらっと終了しました。
記録のためにも一応レポートというかたちで、今日は記事にします。
もくじ
1年目点検の前には、質問したいところをまとめるべし
5月中旬頃、我が家に工務店から1年目点検の案内ハガキが届きました。
都合の良い日を記入して、あとは気になるところはありますか? という項目に、ちょっと気になっていた「下駄箱の脱臭ユニットについて」と「24時間換気の使い方」というのを記入して返信しました。
その後、日時決定の電話があり、6月3日の今日、1年目点検を迎えました。
我が家は地元の工務店でマイホームを建てたんですが、こじんまりとした工務店というのもあってか、結構我々施主側との距離が近いです。
住み始めてからもちょいちょい気になったこととか、わりとどうでもよい質問とかも聞いたりしていたんですね。
というのも、うちの工務店は入居してから3ヶ月ごとに、お宅訪問をしてくれるんです。
住んでからずーっとです。これからもずーっとです。
まぁ、ちょっとしたお伺い程度に来るくらいなので、事前連絡などなくいきなりやってくるんですけどね。
留守だったら、来たよ、っていうハガキだけポストに残し、そのままスルーですけどね。
でも、3ヶ月ごとに来てくれるので、結構工務店のスタッフさんと顏を合わせるし、留守だったらポストに入っていたハガキをみて、そういえばあれ聞きたかったな、と思って電話したりで、何気に連絡をとっていたんです。
なので、あんまり聞きたいことというのは、これといってなかったんですが、まぁ一応なんにもないのもあれかと思って、そういえばこれどうするんだろう程度で「脱臭フィルター」と「24時間換気」について、記入した次第です。
ですが、大手ハウスメーカーなど大きいところでは、そんなに沢山訪問にはこないかと思うので、
1年目点検はハウスメーカー側とコミュニケーションがとれる貴重な場です。
何の準備もなく受け身のまま当日を迎えてしまうのは、もったいない!
ちょっとした事でもいいので、
普段から気になっているところや何か質問したいところ、ちょっと直してほしいなぁなんてところをまとめておいてから、
1年目点検にのぞむ方が良いです。
こんなこと聞いたら恥ずかしいなぁ、とか説明書見たらわかるかも、なんて思わずに、どんどん質問してしまいましょう!
質問することで、違う方法を知れることもあるし、新たな問題が発覚することもあります。相手は住宅のプロなんですから、どんどん聞いてみることです。
1年目点検には、工務店のスタッフがきてくれた
1年目点検には、工務店のスタッフさんが来てくれました。
今回初めて会う方です。
今回のチェックした箇所はこちらです。
- 家の外壁をぐるっと一周
- エコジョーズ(お風呂の給湯器)をチェック
- 2カ所ある点検口を開けて、床下をチェック
到着するなり、まずは外回りからのチェックです。
外回りを見るなんて思ってもいなかったので、外回りは全然意識していなかったです。
来る前にもうちょっと外回りも、自分でよく見ておけば良かったと思いました。
ぐるっと一周外壁をチェックして、あとはエコジョーズ(お風呂の給湯器)のチェックをして終了です。(エコジョーズの何を見ていたのかは不明ですが)
次は室内です。
脱衣所と1階ウォークスルークローゼット内にある床下点検口を開けて、床下のチェックをしていました。
点検口に頭を突っ込んで、床下に問題がないかの確認です。
特に問題はない、ということでこちらも早々に終了しました。
もっと他に、建具の不具合はないか、とか設備の不具合はないか、とかを細かくチェックしていくのかと思いきや、点検口をチェックしただけであっさり終了です。
日頃から結構連絡を取り合っていたから、簡単に終了したのでしょうか。
あとは、「他に、住んでいて気になるところはありますか?」と聞かれたので、事前に考えておいたことを質問しました。
今回の1年目点検で、質問したこと
質問したのは、以下3点です。
- 脱衣所とキッチンの間の引き戸のソフトクローズがうまく働かない
- 下駄箱の脱臭ユニットの音がしない
- 24時間換気の使い方について
引き戸のレール具合が悪い、というのは当日夫が思いついて質問していました。
私はそんなに気にならないんですが、夫は前々からちょっと気になっていたようです。
引き戸のソフトクローズがうまく働かない
キッチンから脱衣所へつながる引き戸は、パナソニックのソフトクローズ機能付きの引き戸です。
↓パナソニック Home&Living HPから引用 パナソニックの引き戸↓

我が家の引き戸はすべてパナソニック製で、このソフトクローズ機能が付いています。
他の引き戸は全然問題なくソフトクローズ機能がちゃんと作動しているんですが、ここの引き戸だけ、ソフトクローズ機能がうまく働いていないのか、閉めるときに、2~3cmのところで止まってしまうんです。
ここの引き戸だけ、通路幅が狭く戸が55cmしかないので、そのためにちゃんと働かないのかなぁと思い、私は特に不便に思っていなかったのでそのままにしていたんですが、夫がなんとかならないか、とスタッフさんに話していました。
すると、スタッフさんが詳しく見てくれ、なにやらかちゃかちゃ引き戸を調整してくれて、なんと直りました!
どうやら、レールの溝と引き戸がずれていたようです。
その後調べてみると、なんとパナソニックのHPにソフトクローズがうまく働かない場合の調整方法についての動画がありました!
どうやら我が家の場合は、この動画に出てくる3つ目の「引き戸が左右にずれている」っぽいです。
みなさんも、引き戸のソフトクローズ機能がうまく働かない場合は、こちらの動画を参考にしてみてくださいね。
下駄箱の脱臭ユニットの音がしない
我が家では、玄関にパナソニックの下駄箱を設置しています。
↓パナソニック Home&Living HPから引用 パナソニックのクロークボックス↓


ハイブリット脱臭ユニット
品番:QBE1DK03N
その中にハイブリット脱臭ユニットという、下駄箱の中のいや~な臭いを取り除いてくれるナノイー付きの機械を取り付けているんですが、これが結構音がするんですよ。
玄関が静かな場所、というのも関係しているのかもしれませんが、稼働中は「ブゥウウウウウン」という音が鳴り響いています。
話し声も聞こえないほどの大きな音ではないですが、静かにしていると「ブゥゥウウウウン」と音が聞こえるくらいのボリュームはあります。
玄関で日常を過ごすわけではないので、音がしたって我々は特に気にしていなかったんですが、そのするはずの音が最近聞こえない気がするんです。
あんまり意識して音を聞いていなかったので、夫にこう聞かれても、音がするような? しないような? よくわからない感じだったんですが、
もし音がしていなかったとしたらフィルターが汚れて交換時期とかそんな感じ? と使い方もよく分からなかったので、ついでに聞いてみることにしたのです。
1年目点検のお知らせハガキに、「下駄箱の脱臭ユニットについて」と記入しておいたので、当日はスタッフさんが脱臭ユニットの取扱説明書を持ってきてくれていました。
その取扱説明書によると、
- 脱臭フィルターのネット部の掃除は、半年に1回くらいの目安。
- 交換時期は、使用開始から約2年くらいが目安。
- 臭いが取れにくいなど、効果がなくなってきたときは交換してください。
と書いてありました。
あと、脱臭ユニットの作動音が鳴っていないような気がすることについては、スタッフさんが取扱説明書を読んで、こう説明してくれました。
脱臭ユニットは常に運転しているわけではなく、約30分運転した後、約60分の停止を繰り返している。
ということのようです。
なんと、ずっと作動しているのかと思いきや、
30分運転 → 60分停止 → 30分運転 → 60分停止
というような動きで、作動しているのです。
とりあえず、今回は故障とかではなかったようです。
スタッフさんが見てくれていたときには、ちゃんと稼働して「ブォォォォン」と音がしてましたからね。
ただ、フィルターの掃除はそろそろした方が良さげですね。

↑脱臭フィルターは、楽天にも売ってました(定価¥4,000円税抜)↑
24時間換気の使い方について
最近では、24時間換気はどこのお家でもついていますよね。
そしてその給気口の使い方、って知っていますか?
↓給気口とはこんなやつです。2階の子供部屋や寝室についていませんか?↓

部屋の外壁側の壁に付いている、四角い白いもの。
一体これは何なんだ!
アパートの時も見かけたことがあったんですが、この吸気口の使い方がいまいちよくわからなかったんです。
新築時にも質問し忘れたし、その後もなぜかいつも質問し忘れていて、いつか聞こうと思っていたんです。
そもそも、24時間換気って?
そこから、よくわかっていません。
なので、24時間換気のことも含めて給気口についてどう扱ったらよいのかを質問しました。
住宅の高気密・高断熱化が進んだことで、建材や部材に含まれる化学物質や湿気、臭いが室内にとどまるのをふせぐため、24時間毎日換気し続けて、計画的に屋内の空気を換気するシステムのこと。
具体的には、各部屋ごとに排気口と給気口を設けて、換気扇などで計画的に換気を行い、室内の空気を常にきれいに保つようにする。
なるほど、給気口と排気口ね。
我が家の場合は、2階の子供部屋に給気口があり、1階2階トイレとウォークスルークローゼットに排気口がついています。
ちなみに、キッチンとお風呂にも換気扇が付いていますが、あっちは「局所換気」と言い、キッチンは熱や油、お風呂は大量の水蒸気が発生するなど極端な空気の状態となる場所のため、キッチン専用、お風呂専用の強い換気扇が別途必要になります。
リビングや各部屋の壁・天井にある給気口から外の新鮮な空気を取り込み、お風呂・トイレ・洗面所・クローゼットなどの天井に取り付けられた排気口から室内の汚れた空気を排気するのが一般的。
外の新鮮な空気が給気口から送り込まれるとともに、部屋の汚れた空気は、ドアの下の隙間を通りながら、天井に設置された排気口から外に排出される。
我が家の換気システムの流れは、
2階の子供部屋の給気口から、新鮮な空気を取り入れ
↓
トイレ・ウォークスルークローゼットの排気口から、汚れた空気を排気している
ということになりますね。
じゃあ、
24時間換気はずーっと付けっぱなしの方が良いのか?
気になったので、工務店の方に質問しました。
すると、
排気口の24時間換気スイッチはずっと入れておいた方が良いが、
給気口は、窓を開けられないときとか、臭いが気になるとき、長期間不在のときなどに開けておく程度で良い
と教えてもらいました。
特に家族になんらかのアレルギーがある場合は、常に換気しておいた方が良いので、いつも給気口も開けていた方が良いが、特にアレルギーもなく気にならないのであれば、寒いときなどは閉めておいても良いそうです。
花粉なども、そんなに気にするほど入ってこないよ、とのことでした。
というかそもそも、窓を開ければ自然換気ができるので、換気したければ窓を開ければいいわけですしね。
窓を開けられないときに、給気口を開けることで換気ができるとのことでした。
あとは、台風や強い雨の時は、閉めておいた方がよいそうです。
今の季節(春や秋などの涼しい時期)だと、特段暑くも寒くもないので、よく窓を開けています。
なので、自然と換気ができているということですね。
夏場や冬場の暑いとき、寒いときは窓を閉め切っていることが多いので、その時に給気口が活躍するのかなと思います。
自然換気のコツ!
24時間換気システムではなく、窓を開けることによって自然換気する際は、必ず家の中の窓を2カ所以上開けること。
窓を1つ開けるだけだと、うまく空気が流れないため、2カ所以上窓を開けて空気が上手く流れて換気できるようにする。
2つ以上窓を開けた状態で数分待てば、換気は完了。
我が家の場合は、排気口の24時間換気スイッチはずっとONにしていたんですが、子供部屋にある給気口は使い方がいまいちわからず、ずっと閉めたままになっていました。
存在自体がよくわからなくて、新築してからずっと触らずにそのまま放置というね。
そのせいかはわかりませんが、この冬は寝室の掃出し窓と高窓だけ、少し結露が出てしまいました。
寒いのでずっと窓も締め切ったままだし、給気口は締めたまま放置だったので、換気がいまいちできていなかったのかもしれません。
今回給気口のことを教えてもらえたので、次の冬では給気口を開けて過ごしてみたいと思います。
結露しなければいいなぁ。
まとめ
1年目点検では、こちらが疑問に思っていたことを質問することができ、解決することができました。
点検日当日に思いついたことを聞いてもいいですが、点検の作業員さんもすぐにはわからないこともあると思うので、聞いておきたいことは事前に案内ハガキに記載しておくと、当日スムーズかもしれないですね。
今回来てくれたスタッフさんも、私が事前にハガキに書いておいた内容については、取扱説明書を持参してきてくれましたしね。
