子育て

【子供の花粉症】舌下免疫療法は5歳からスタートできる

子供の花粉症

こんにちは、ずぼら兼業主婦のしましまねこです。

今日は家族でイチゴ狩りに行ってきました。

しょっぱなから、イチゴをバクバク食べてたんですが、食べるためにマスクを外したら、くしゃみと鼻水がえらいことになりました。

今日も花粉がきついですね...。

そして、長女も鼻がグスングスン。

なんと、昨年花粉症を発症してしまい、まだ4歳なのに花粉と格闘している日々です。

昨日、小児科にて花粉症の薬をいただいてきたんですが、ついでに舌下免疫のことも聞いてきたので、まとめておきます。

 

うちの子の場合、花粉症発覚まで(体験談)

昨年、長女が3歳の時、2月末ころからくしゃみや鼻水が出るようになりました。

元々体は丈夫な方であまり風邪も引いたことがない健康児なので、あれ、めずらしい風邪でも引いたかな? と思っていました。

ですが熱は全然なく鼻水くらいなので、特に病院に行くことなく様子見をしていました。

しかし全然止まる気配がない鼻水とくしゃみ。そしてついに目をこするようになりました。

奇しくもその時期は、私が花粉症と戦っている時期。

花粉症歴云十年で外出時は帽子にマスク、花粉眼鏡と完全防備の私です。常に鼻水くしゃみと戦っており、イライラMAXの日々を過ごしていました。

長女の目をこするしぐさを見て。

 

しましまねこ
しましまねこ
もももももも、もしや?! 私と同じ症状?!
いのちゃん
いのちゃん
絶対、花粉症やな。
しましまねこ
しましまねこ
まだ子供なのにー!!!!

 

背筋がヒヤッとしたのを覚えています。

それから慌てて小児科へ連れて行きました。

当時通っていた小児科は、院長先生の息子さんが花粉症のため、かなり花粉症に力をいれている病院でした。舌下免疫もめちゃくちゃ勧められましたよ。

そして、診察をしてからの先生の一言。

 

小児科の先生
小児科の先生
まぁ、多分花粉症だろうね。
しましまねこ
しましまねこ
やっぱりー!!!!!
小児科の先生
小児科の先生
一応、血液検査で確認しておきましょうか

 

その後、血液検査をして、結果。

スギ花粉症。

と診断されました。

ヒノキはまだ発症しておらず、不幸中の幸いでした。

それから母と娘の花粉症との戦いは始まったのです。

 

 子供の花粉症とは? 対処療法について

私が小児科の先生から聞いたことは、花粉症発症の最少年齢は2歳から。

ワンシーズン花粉の時期を過ごしてから、発症するとのことでした。

そして、10歳以下で花粉症を発症してしまった子供は花粉への感受性が高いので、大人になってから花粉症を発症した人より、アレルギーが重いそうです。治療しないままでいると、成長とともに重症化するリスクが高く、他のアレルギーも誘発しやすいとのこと。

なので、対処療法にはなってしまうけれども、薬を飲んで症状を抑えることが大事。将来の悪化をふせぎましょう、と提案されました。

子供の花粉症の症状
  • 症状の出方があいまい
  • ほかの病気もおこしやすい
  • 自然治癒しない

子供の花粉症の多くは、大人よりも軽症で症状の出方もあいまいです。

私の場合は鼻水も滝のように出まくっていますが、長女は気づけばタラーっと鼻水を垂らしていることもありますが、基本詰まっているだけです。目をこするのも、痒いのか眠いだけなのかよくわからない時もあります。

また、花粉症が引き金になって、副鼻腔炎や中耳炎になったりもするし、食物アレルギーとは違って、成長とともに治るということも期待できません。

基本的には、発症したら戦うしかないのです。

 

我が家の子供が使っているお薬

昨年はアレロックが処方されていました。

効いているのかいないのか、本人に聞いてもよくわからないので、いまいち薬が合っているのかわかりませんでした。

今年は引っ越してきたので小児科も変わり、違うお薬が処方されました。粉薬のオロパタジン点眼薬パタノールです。

目薬はかなり嫌がるので全然させてもらえないのですが、粉薬の方は毎日ヨーグルトに混ぜて食べています(薬剤師さんに確認したら、何かに混ぜてもOKとのこと)。ちなみに真っ赤なので、こっそり混ぜても気づかれます。

なので、堂々と

 

しましまねこ
しましまねこ
お薬のヨーグルトよー。

 

なんて言って、

お薬イコール、ヨーグルトが食べられる。

という具合にしています、我が家は。

むしろ食後のデザート感覚で食べてもらっています。

 

娘
イチゴヨーグルトだ~。

 

なんて言いながら、子供は食べています。

このお薬が長女には合っていたのか、今年の方が昨年に比べて症状が軽く済んでいます。

昨年は花粉眼鏡を購入して、眼鏡とマスクを頑張って付けてもらってたんですが、今年は幼稚園に通っているので、嫌がって付けてくれません。なんとか、バス停まではマスクだけでも付けようよ、と提案してみるんですが、これもその日の気分で付けたり付けなかったり...。

でも、そんな具合でも、昨年より症状がましなんですよね。鼻水とくしゃみも少しだけだし、目に至っては全然痒そうではありません。

まぁでも、子供の症状はあいまい、とも聞くので、ただ今年はあいまいだっただけなのかもしれないですけどね。

なんにせよ、その子に合ったお薬が見つかるのはかなり心強いです。

将来の悪化を防ぐためにも、こまめにお薬は飲ませてあげたいところです。

 

我が家がしている花粉対策

花粉対策で一番大切なのは、花粉を入れない! こと。

出てしまった症状を薬などで抑えるよりも、そもそも花粉を体内や家の中に入れないことが、一番効果があります。

以下、私と長女も含め、家族でしている対策です。

花粉症対策に取り組んでいること
  • 花粉眼鏡(昨年オンディーズで購入)
  • マスク
  • 鼻のまわり、目の周りにアレルシャット(花粉症対策の保護剤)をぬる
  • 目をつぶって花粉スプレーを全身にふきかける
  • 帰ってきたら、手洗いうがいの徹底
  • ジャンバーはナイロンなど花粉が付きにくい素材
  • 洗濯物は完全室内干し
  • 空気清浄器は玄関に設置
  • べにふうき茶を飲む

花粉眼鏡については、昨年オンディーズにて購入しました。

長女の花粉症が発症してから慌てて買いに行ったので、在庫がなくて店頭展示品を何とか購入させてもらいました。3月には在庫切れも多いと思うので、必要な場合は1~2月にはお店に行った方がいいと思います。

外出時は、私は花粉眼鏡にマスク、帽子のフル装備です。

子供はマスクすら嫌がることも多いので、せめてもの思いで鼻の下と目の周りにアレルシャットという花粉症の侵入を防ぐジェルを塗っています。これを塗っておくと、花粉が粘膜に侵入するのを防いでくれ、ひと塗りすると安心感が得られます(私も塗っています)。なければ、ワセリンでも代用が効きますが、ちゃんとした商品の方が効果が高いかなと思い、高いですがアレルシャットを購入しています。

アレルシャット我が家が使っている鼻の保護剤、アレルシャット。ワセリンみたいな塗り心地です。

次は花粉スプレー。今のところ花粉スプレーが、一番子供に抵抗なく受け入れてもらえているものです。

 

しましまねこ
しましまねこ
シューっと吹くから、目つむってやー!

 

と声をかけると、

 

娘
はーい!!!

 

と、目をつむってくれるので、その隙に顏と全身に吹きかけます。なぜか次女も一緒に目をつむるようになったので、ついでに次女にも吹きかけています。

花粉スプレー我が家で使っている花粉スプレー。子供にも使えるタイプなので、子供にもシュッシュしてます。

空気清浄器は以前から使っていましたが、玄関に置くのが良いという記事を見たので、我が家でも玄関に置くようにしました。

花粉が侵入する玄関で、花粉をキャッチ! するのが目的です。

最後にべにふうき茶

つらいくしゃみ鼻水が和らぐ、と以前ブームになりましたよね。

子供はマスクや眼鏡もあまりしてくれないので、せめてお茶でもこれに替えて飲んでもらおうかな...と購入したんですが、

普通のお茶としては飲んでくれないんだよね。

味はそんなに変じゃないんですよ。普通の緑茶、って感じです。私は毎晩飲んでいます。

だけど、良く考えたら、

我が家は緑茶を飲む習慣がなかった! いつも麦茶だった!

という衝撃の事実。

 

いのちゃん
いのちゃん
そりゃ、飲まんわ~。緑茶飲む習慣ないのに、いきなりハードル高すぎやわ。

 

ということなので、抹茶ミルクにしてみました。

はちみつとべにふうき茶(粉末)をお湯で溶かして、そこに温めた牛乳を入れるやつ。

これだと、喜んで飲みます。

食後のホットミルクです。

こんな感じで、我が家は頑張っています。

べにふうき茶我が家が飲んでいる、べにふうき茶。粉末タイプなので、便利です。

 

舌下免疫療法(シダトレン)

以前の小児科の先生から勧められたのもあって、舌下免疫はいつか絶対にしたいと思っていました。自分もね。

なので、今回新しい小児科に変わったのを機に、ここでは取り扱っているのかを含めて先生に聞いてきました。

以下、舌下免疫療法についてのまとめです。

子供の舌下免疫療法
  • 子供の舌下免疫療法は、5歳から始められる。
  • 始める時期は、花粉が飛んでいない時期。スギ花粉症の治療なら、スギ花粉が飛んでいない6月~12月頃までに始めるのがベスト。
  • 子供の舌下免疫療法は、錠剤を舌の下に1分置いてから飲み込む方法。シロップもあるが、子供の場合は錠剤の方がやりやすいだろう、とのこと。
  • 治療期間は、毎日×3年間
  • 最初は週1回病院に通って治療を行い、慣れてきたら自宅で自分で治療を行い、約月1回程度病院へ通う。
  • 途中で中断は不可能、やめたら振り出しにもどる。
  • 花粉症が辛いと自覚して自分で治療をしたい! という年齢から始めた方が続くと思われる。

また、そこの小児科では親も一緒に治療を行えるということでした。

私も舌下免疫の治療をしたいと思っていたので、これは嬉しい。

ですが、一番ひっかかるのが、一番下の問題です。

花粉症が辛いと自覚する...という部分ですが、長女はまだ5歳前。夏になったら5歳になるので、スタートはできるんですが、というかむしろちょうどいいのでは、と一瞬思ってしまったんですが、やる気なさそう...という感じがしています。

そもそも、花粉症自体をあまり理解していなく、辛いというのもあるのかないのか。

特に今年は薬が合っていたのか症状が軽いので、余計に花粉症についてよくわかっていないのでは、と思っています。

となると、これ幸いにと治療をスタートさせても、途中で挫折する可能性が大いにありそうです。

お母さんと一緒にお薬飲もうね~作戦でいきたかったところですが、途中で中断すると、それまで頑張っていたのが全てパア、振り出しに戻ってしまう、というのも残念なポイントです。

となると、花粉症辛いよ~となるであろう小学生くらいまで待った方がいいのかな、と思っています。

とりあえず私が先にスタートさせて、舌下免疫がどういったものなのか、理解してから長女にはさせた方がよいのかな、という思いで今はいます。

 

まとめ

花粉症の症状は薬や自分でできる対策でコントロールしつつ、いずれ舌下免疫療法で完治(は無理でも軽減させたい)を目指して頑張りたいなと思っているところです。

だって、花粉症ほんとに辛いですからね。

私はスギ、ヒノキだけでなく、ハウスダストももっています...。

もう年中アレルギー鼻炎と戦っているようなもんです。

職場で資料をとりにホコリ臭い部屋に入ったら最後、鼻水が止まりません。これもなんとかしたいので、ハウスダストの舌下免疫療法もいつかしたいです。

子供の舌下免疫療法については、花粉症が辛いと自分で言うようになってから、と思っています。

どうせそのうち辛い辛いと言ってくることでしょう。ほっといても治らないからですからね。

最後に、子供の花粉症の見分け方ポイントについて、おさらいしておきます。

うちの子、風邪ではなくて花粉症なのかな? と思ったら。

ポイントは目のかゆみです。

うちの長女の場合も、目のかゆみで私が気づきました。3月に入ったころから急に目をこするようになり、目が赤く腫れていました。

そこで花粉症の私がピンときたわけです。

くしゃみ、鼻水に合わせて目のかゆみが出ていたら、まずはかかりつけの小児科か耳鼻科へ受診してみると良いと思います。

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しましまねこ
ずぼら兼業主婦のしましまねこです。 2018年の夏に新築マイホームへ引っ越しました! 入居後の視点から、後悔しない家づくりのコツを書いています。 入居後の暮らし、ずぼらでもできる簡単なお家改造も頑張っています。ぶらっとどうぞ。