庭ができたら、子供たちと家庭菜園! この春からトマトを作ってみることにしました。
今回の記事は、
- 初めての家庭菜園。庭にある、小石がゴロゴロある小さなミニ畑で挑戦!
- まずは土づくりから、思い立ってから3時間で終了!
こんにちは、ずぼら兼業主婦のしましまねこです。
庭付きのマイホームを手に入れたら、することと言えば家庭菜園!
本当はね、木とか花とか全然興味ないずぼら主婦なので、庭なんて全部じゃりにしてやるわー!
と設計段階では息巻いていた私です。
ですが、夫の「マイホームといえば芝生!」「芝生といえばマイホーム!」という、よくわからない理論により、我が家の庭は芝生となってしまいました。
夏になれば、芝生どころか雑草がボーボーになることは、火を見るより明らかですが、我が家は芝生です。
そして、せっかくなのでミニ畑をつくったのです!
引っ越してきて、初めての春! 家庭菜園シーズン!
家庭菜園をするぞーなんて思っていても、中々重い腰が上がらないずぼら主婦ですが、我が家の家庭菜園アドバイザーの実家のおばあちゃんの、
今日、家庭菜園するよー。
の一声で、子供たちとともに急きょ、本日家庭菜園を始めることになりました。
石だらけのカッチカチの土でしたが、なんやかんやで3時間くらいで苗付けまで終了しましたよ!
ということで、家庭菜園の連載、これからはっじめまーす!

もくじ
家庭菜園をする前の、ミニ畑の現状
庭、ミニ畑ともに南向き
まずは、我が家の庭とミニ畑をご紹介します。

我が家の土地は、南向きです。南側に道路が走っています。
そのため、土地の北側に家を建て、南側が庭となっています。
そして天然芝生を敷いています。
本当はね、植物とか全然興味ないのでね、家庭菜園とか全然する気もなかったわけですよ。
雑草抜くのとか本当に嫌なので、じゃりを敷くか、人工芝生を敷くか、なんて思っていたわけです。
ですが、夫の「芝生があれば子供たちが裸足で走れる!」「芝生の上でゴルフのスイングしたい!」とかなんとか、よくわからない要望が出てくるわけです。
雑草抜くの嫌だから! とずっと芝生には反対していたんですが、
俺が全部抜く
という言葉に、負けてしまったわけです。
そんなに言うなら、じゃあしょうがないか。夫の希望もきいてあげないとね。
なんて思ったのが、間違いだったのかもしれません。
なんで、私まで雑草抜いてるの?
それが、今日のことです。
家庭菜園のかたわら、生えまくった雑草を見かねて、ひとりぶちぶちと抜いていました。
引っ越してきてからもうかれこれ10回くらいは、草抜きしていると思われます。
なぜ、私まで雑草抜いてるの?
永遠の疑問かもしれません。ですが、私も抜かないと、雑草の成長スピードに追い付けないのです。
すみません、えらく話が脱線しました。
とにかく、雑草が弱まっているであろう冬や春ですら、芝生の隙間から雑草が生えまくり、月1くらいで草抜きをしている私達夫婦です。
とまぁ、色々ありましたが、結局芝生にしてしまったので、こうなったら家庭菜園をしてやる! となぜかやる気がみなぎってしまい、こうしてミニ畑なんかも作ってしまったのです。

庭の真ん中に、ミニ畑をつくりました。
東西に横長のミニ畑です。長さはだいたい、1m×2mくらい。
本当に、小っちゃいです。そんな大それた畑なんて作っても管理しきれないので、私にはこれくらいでちょうどよいのです。
庭が完成してからかれこれ、半年くらいはこのまま放置していたため、この有様です。雑草と小石だらけ。
このミニ畑については、初期の段階からこの一角は畑にしようと思っていたので、外構屋さんに、ミニ畑分のスペースだけ芝生を敷かずにおいといてもらいました。
そして、芝生と畑との境界に、レンガを自分たちで敷き詰めました。
南側の真ん中にどーんと畑を作ったので、周りには日光を遮るものは何もなく(フェンスはありますが)、日当たりは抜群です。
土が固い! 石がいっぱい! 雑草生えまくり!
次にミニ畑の土状況です。
見ての通り、雑草&石ころがいっぱいです。
石があると、野菜たちが根をはれず、成長が悪くなります。
ここの土は、あんまり家庭菜園に向いてないということですね。
でも、ここであきらめませんよ!
ゼロから始める家庭菜園
今回の家庭菜園の目標
今回目指すのは、
ざくっと家庭菜園っぽいことをする
です。
めっちゃ美味しいトマトを作ってやるぜ!
とか、
沢山収穫したいわ!
なんて、欲深いことは考えていません。
とりあえず、
家庭菜園とは? どうやってするの? それっぽいことしてみたい。
そんな低レベルな目標です。
初めての家庭菜園の過程を楽しむぞ。あわよくば、何か1つでも実がなったらいいな。
もう一度言います。そんな低レベルな目標です。
今回は、過程を楽しめればそれでいいのです。
そんな低レベルな目標しか掲げていませんので、やり方も結構雑です。
今回は、家庭菜園を云十年楽しんできている、我が家のおばあちゃんにアドバイザーとしてお願いしました。
アドバイザーっていうか、もうほぼ耕してくれてますけどね。
では、まずはさくっと手順を説明します!
さくっと手順を説明
今回行った手順は、2ステップです。
- 土づくり
- 苗植え
今回行ったのは、土づくりと苗植えまで。だいたい3時間くらいで完了しました。
やり方は、アドバイザーのおばあちゃんの言うとおりにやりました。
おばあちゃんに言われるがまま、サクサクと作業は進みましたよ!
具体的には、以下の通りです。
- スコップで耕しながら、雑草&石ころを取りのぞく
- 土に培養土、肥料を撒いて、土をなじませる
- 土を平らにならす
- 土に穴をあけ、苗を植える
- 土に棒を差し、苗を支える棒をつくる
以上です。
準備するもの

- バケツ
- クワ、スコップ、くまで、おもちゃのスコップ
- 培養土、肥料
- 棒、はさみ、ビニールひも
すべて家にあったもので、対応しました。
長女は一丁前に大人のスコップを持って土を掘っていましたが、次女はまだ小さいのでおもちゃのスコップを持たせました。
ステップ① まずは土づくりから

家庭菜園は土づくりから始まります。
おばあちゃん曰く、土をちゃんとつくらないと、野菜の根がはらない、病気になるとして、美味しい野菜作りはできないんだとか。
ぶっちゃけ、これが一番重労働。体力的にとにかく疲れます。
家庭菜園の知識ゼロの私なので、言われるがままふんふんと、土を掘り起こすことから始めました。
- 排水性・通気性が良い
- 水持ちが良い
- 石などの異物がない(あれば、ふるいで土と石をわける)
みんなで、ひたすら土を掘り起こしていきます。
それぞれ、スコップ、クワ、おもちゃのスコップを手に取り、土を掘ります。家にあった道具を使って、各々好きなように掘っていきました。
本格的な家庭菜園ではなく、家庭菜園っぽいミニ畑なので、これくらいゆるーくでいいんです。
私も最初はスコップで掘り起こしていたんですが、さすがに1m×2mだと、小さいとはいえ疲れるので、途中からクワを取り出してきて、ざっくざっくと掘り進めました。
すると出てくる出てくる小石たち!
雑草は土を掘ったついでに取り除けばよいので、そんなに大した手間じゃなんですが、石が邪魔!
無数に出てくるので、かなり面倒くさい存在です。
そういえば、外構屋さんが庭づくりをしているときに、じゃり土を盛ったと話していたことを思い出しました。
その時は、とにかく道路より庭を高くしたかったので(水害対策として)、ふんふんと言われるがままなんでもいいから盛っといて~と思っていましたが、ここにきてこんな弊害が!
ミニ畑もじゃり土のため、土に混ざって小さい石がごろごろ出てきます。
この石があると、野菜たちが根をはれなくなって成長が悪くなるので、取り除かねばなりません!
本格的にするならふるいを使ったらいいんだと思いますが、ここでは家庭菜園っぽいことをするだけなので、そんなものは使いません! というかありません!
なので、大き目の石だけをざくっと取り除き、小さい石は見なかったことに。
最初は石をひたすら取り除いていたんですが、石の数が半端なく多すぎるので、途中であきらめました。大きい石だけバケツへ取っていって、小さい石は土と一緒に混ぜ込みました。
また、来年家庭菜園っぽいことをするときに、もう少し取り除けばいいかな、ということにしました。
庭で家庭菜園をする予定であれば、庭をつくる段階で、だいたいの畑の場所を決めておき、その場所だけ、なるべく家庭菜園に適した土を盛っておいてもらうと、いざ家庭菜園をする際にやりやすい。
ステップ② 培養土、肥料をまく
最初の石を取り除いて、カチカチの土を掘り起こしていくと、だんたん土が柔らかくなっていきます。
野菜たちのためにも、ふかふかの土にしてあげることが大切。
とっても疲れますが、とにかく掘り起しまくります。
そして土が柔らかくなれば、次のステップ! やっと培養土と肥料を撒けます。
培養土を撒く

今回使用した培養土は、野菜用のもの! おばあちゃん家の畑で使っているものを借りてきました。
培養土とは、基本用の土と肥料などの補助用土が最初から混ぜてある土なので、土づくりの手間が省けて、私みたいな家庭菜園初心者でも野菜作りが簡単にできます。
では、早速培養土を撒いていきますよ!
こげ茶色の土が、培養土です。スコップで5杯ほど畑の上に撒きます。
こんな感じで、柔らかくなった土の上に、培養土をぱらぱらっと撒いていきます。
そして、スコップで混ぜます。
培養土とは?
あらかじめ肥料が混ぜてある、特定の植物むけに調整された土のこと。水持ち・水はけがや肥料分が調整されているため、そのまま使用することができる。
野菜用のほか、種まき用や草花用、観葉植物用などがある。
肥料を撒く

次は、肥料を撒きます。
使った肥料はこちら。なたねの油かすの有機質肥料です。
これもおばあちゃんの家にあったものを使用しました。すでに封が切られており、いつ買ったのかもよくわからない肥料です。本格的な畑ではないので、こんな適当でも大丈夫。
今回のコンセプトは、家にあるものを使って適当に家庭菜園っぽいことをするというものなので、これでOK!
肥料をスコップで、5杯ほどぱらぱらっと撒きました。
そして再度、土をまぜます。
見てください! なんだかそれっぽい土が、出来てきましたよ!
これにて(一応)土づくり完成です!
小石(というか、かなりデカい石もありましたが)も、たくさん取れました。
小さ目の石は見て見ぬふりをしたというのに、この量!
まだまだこの土の奥深くには、小石(大きいのもあると思われる)たちが沢山眠っていますよ。来年、引き続きまた小石たちをとれたらいいな、と思っています。
有機質肥料とは?
植物性と動物性の有機質肥料があり、植物性には、植物油(なたねや大豆など)のしぼりかす、動物性には、牛や鶏のふん、骨粉などがある。
どちらも天然素材から作られており、土と混ぜ合わせると土の中の微生物によって有機質から無機質へとゆっくりと分解される、遅効性かつ長時間効き目が続く肥料。
ステップ③ 野菜の苗を植える
今回購入した苗は5種類

そして最後のステップ、ついに野菜の苗を植えていきます。
今回は近所のコメリにて、野菜の苗を購入しました。
買った苗は、以下の5種類。
- トマト(サントリー本気野菜「純あま」)
- きゅうり
- なすび(超やわらかナス)
- 青しそ
- 日日草(花)
本当は野菜だけのつもりだったんですが、長女がお花も育てるのーなんて言い出して、ついでに日日草の苗も購入しました。
日日草にした理由は、花の開花が5月~10月と半年近く咲き続けること、暑さにも強い光にも強い、手入れが楽なため初心者におすすめ、的なことがポップアップに書いてあったからです。
あと、見た目もピンクで可愛らしいため、こちらが勧めると長女も気に入った様子で、すぐに苗を持ってきました。
花の開花時期は5月~10月、寒いのが苦手な一年草。
さほど手入れをしなくても咲き続けることができる、夏のかだんの定番の草花。
暑さと日光に強い。
定番カラーは、白、赤、ピンク。
ビニールポッドから、苗を取り出して植えるだけ

では、早速植えていきます!
植え方は簡単。
土にスコップで少し穴をあけ、ビニールポッドから取り出した苗をずぼっと乗せるだけ。そのあとは軽く土をかぶせて土をならします。
トマトだけ2つ植えました。あとは1つずつ。
全部で6つしかないので、すぐに終わりました。

苗を棒で支える

最後に、苗が風で倒れていかないように棒で支えてあげます。
用意するのは、この4つ。
- プラスチック棒
- ビニールひも
- はさみ
- かなづち(あれば)
やり方は簡単。
苗の脇に棒を立てて、茎と棒をビニールひもでくくりつけるだけ。
棒を立てるときは、苗の脇の土に棒をぐっと差し込み、かなづちでトントンとたたくと、奥深くまで棒がささります。
ポイントは、軽く縛ること!
ぎゅっと固く縛ってしまうと、茎の成長にともなってビニールひもがひっぱられていってしまいズレてしまうので、隙間をつくるように茎と棒の間に空間をつくり、軽く縛ります。
まとめ 家庭菜園っぽい畑が完成!

ここまでの工程にかかった時間は、約3時間。
おばあちゃんに言われるがまま始めましたが、あっという間に終わってしまいました。
こちらが完成した我が家のミニ畑!
この苗たちがきちんと育つかはまだわかりませんが、家庭菜園っぽいミニ畑ができて、子供たちも大喜びです。
見た目だけでいえば、家庭菜園っぽいものができたので、私も大満足です。
今後の成長具合については、また記事にしていきますね。

