1階にあるウォークインクローゼットのサイズは、400cm×142cmほど。細長いので、パイプハンガーは壁から25cmの位置にとりつけています。
今回の記事は、
- 我が家のウォークインクローゼット(ウォークスルータイプ)の中身を大公開!
- ハンガーパイプは、どの位置に取り付けたらよいの?
こんにちは、ずぼら兼業主婦のしましまねこです。
我が家のウォークインクローゼットは、1階にあります。
出入り口が2カ所あるウォークスルータイプのため、幅が狭く細長い形です。
そのため、ハンガーパイプを壁から何cmに付けようか?、何度もシミュレーションしました!
結果、
壁から25cmのところに設置。
なぜその位置になったのかと、その使い心地についてとを、今回は書きますね。
では、いってみよー!


もくじ
我が家のウォークインクローゼットの中を大公開!
形はウォークスルータイプ、まるで細長い廊下のよう
我が家の1階にあるウォークインクローゼットは、細長いです。
イメージとしては、細長い廊下の片面にハンガーパイプを取り付けて、洋服がずらーっと並んでいる感じ。
ではまず、写真から。

出入り口が2カ所のため、ぐるぐる回れる動線が便利です。
洗面所側からも入れるし、玄関側からも入れる。なんてステキな動線。
>>出入り口が2カ所ある魅力は、こちらの記事に書いています!
我が家のWSC(ウォークスルークローゼット)の寸法

サイズは、400cm×142cm。
これはもう、廊下ですね。
廊下に、クローゼット持ってきちゃったよー感満載。
玄関から洗面所へ行くための廊下に、服をぶら下げているだけのように見えます。
ちなみに一応ドアは付いているので、ちゃんと個室としての機能はありますよ。
夫は、こちらのクローゼットの居心地が大変好きなようで、姿が見当たらないと思うと、たいていここにいます。
ハンガーパイプの取り付け位置
長さはね、4mもあるからね、結構長いです。
しかし、幅が狭い!
なんせ142cm!
142cmというとあれですよ。両手を伸ばすと壁から壁に手が届くという...。
で、なんせ狭いので、人が通れるくらいの幅は確保しなくちゃね、ということでハンガーパイプは壁から25cmのところに設置しました。

そうすると、
25cm+パイプの太さ約4cm+25cm=54cmとなり、
人が通れる通路分として約88cm確保できます。

これが奥行30cmになると、通路分が78cmしかとれないので、さすがにそれは狭いんじゃないかと思い、服をかけるギリギリOKな奥行にしました。
あとは、このスペースには家族全員分の服を収納しないといけないので、外壁側の壁にはハンガーパイプを4m分つけ、反対の室内側にはFitsの衣装ケースを置きました。

室内側の方は、スキップフロアと接しているので、スキップフロア下の収納スペースにこのFitsケースを置いています。ここは衣装ケースを置く目的で、最初から扉はつけませんでした。
ハンガーパイプの位置は細かく指定
通常はですね、だいたいハンガーパイプというのは壁から30cmの位置、高さは床から180cmの位置に取り付けるのがふつうです。
ハウスメーカーに特に指示を出さなければ、この位置に取り付けられることが多いかと思います。

なぜかというと、奥行についてはメーカー(枕棚の)の推奨位置がだいたい30~35cmとなっているから。
クローゼットの奥行って、だいたい40cmとか60cm。押入れだと80~85cmくらいですよね。
40cmは置いておいて、60cmとか80cmくらいだと、ハンガーパイプの位置は壁から30cmくらいでちょうど良いし、
(80cmだと、手前のスペースあまりすぎる問題が。だから我が家の寝室のハンガーパイプの位置は、壁から45cmにしてます。これについてはまた別記事で書きますね)、
服のサイズとしても壁から30cmも空いていれば、壁に服が当たらずに吊るせます。
だいたいハンガーが45~46cm程度。

そして、手持ちの服も測ってみると、
私のレディース服でだいたい幅が46cm程度。夫のメンズYシャツで48cm程度です。コート類で52cmくらいかな。
この辺は、なんとかギリギリ壁に擦れずにかけられますね。
あ、でも夫のもこもこダウンジャケットは58cmくらいあったかな。夫のだから擦れちゃってもだいj...じゃなくて、
洋服カバーをかければ、なんとか擦れずにいけます。

毎日来ているダウンジャケットは、そもそもここではなくて、リビングのコート掛けにかけているので問題なし!
横に広がりそうな服でも、とりあえず洋服カバーさえかけとけば壁に当たらないので、私はこれでOKです。
次は高さですが、こちらも180cmにはせずに、我が家は210cmの高さに付けました。

苦痛なくハンガーを掛けられる高さは、だいたい身長の約1.2倍までだそうですね。
うちの夫婦は割と背が高い方なので、この高さで全然問題なし。
夫は174cm、私は165cmです。
そして、右半分を夫スペース、左半分を私スペースとして使っています
パイプを2段にしなかったのは、ドレスとかコートとか長さがある服をかけるのに、下段のパイプが邪魔だったので、造作では下段パイプは作りませんでした。
でも沢山服はかけたいので、あとからコロコロパイプだけ購入して、ちょい置きしてます。これだと長さも高さも自由に調節できるので、手持ち服のレパートリーが変化しても対応できます。
こんなやつね。

そして、夫側の右スペース下段には、造作パイプではなく、後から付けられる壁掛け金具を取り付けています。

こっちも最初から造作でパイプをつくらなかったんですが、理由は単純に長さ4mのパイプ設置が無理だったからです。
上段は枕棚からぶら下がっているので大丈夫なんですが、下段にもパイプを設置しようとすると、真ん中にかざり壁をつくらないといけないとのこと。
そんなん邪魔やん。
ということで、かざり壁がなくても設置できる、壁掛け金具のパイプを後付けしたのです。

これを楽天で見つけたときは、即買いでしたね。
壁掛け金具の良いところは、
高さが気に入らん! と思ったら、後からいくらでも自由に高さを付け替えられるところ。そしてもういらんわ! と思ったら、あっさり撤去できるところです。
この壁掛け金具は壁に設置するタイプなので、下地さえ入っていればどこでもつけられるので、他にもつけようかなぁと思っているくらい。ほんと、便利ですね。窓の上につけて洗濯物干しとも便利そう。
こんなわけで、上下に服が沢山かけられて、とっても便利です。
使い心地はどうなの?

住み出して、約1年半近くたちました。
では実際に、服をかけてみてどうか?
壁とも、ギリギリ服がついているかついていないかの絶妙な距離感を保っています。
まぁ、ちょっと壁とこすっちゃってるかな(あっちゃー)っていうような服が(夫の仕事着が1着)ありますが、私達はそんなこと気にする性格じゃないので、全然OKです。
パイプの奥行を30cmから25cmに変更したので、約10cm分通路が広がったわけですよ。
たかが10cmだけど、されど10cm。
そっちの方が、私達には重要です。
全然狭くないし、余裕で着替えられるし、万歳もできる。何の不満もありません。
反対側の壁にはフックをつけて、洋服を壁掛けできるようにしているしね。
まとめ:取り付け位置は、自分好みでOK!
賃貸や建売、分譲マンションなどでは壁から30cm、高さも180cmになっていることが多く、それで特に不都合はありません。
私も前に住んでいたアパートはそんな感じでした。むしろ万人受けしやすい距離感かと思います。
そして注文住宅においても、この位置が普通なので特に希望を言わなければ、壁から30cm、高さは180cmあたりに取り付けられます。
でもね、施主側が希望すれば、簡単に位置が変えられるんです。
この変えられるという事実すら、知らない施主さんも多いんじゃないかな?
壁から30cmのところを25cmにするだけですからね。何にも制約はないし、追加料金もかからないし。
ほんとただの好みです。
むしろ、35cmにしたいわ、とか20cmでいいねん、とかその辺は好きなようにできます。
手持ちの洋服と相談して、自分が使いやすい位置に設置したらよいのです!
